キャンプで焚き火をしよう キャンプに様々な趣を添えてくれるもの、それが「焚火」。 ダッチオーブンなどを使ったキャンプ料理も、焚火を使えばさらに格別な味に。 そして、焚火をすれば抜群の雰囲気が味わえるほか、癒しの効果も。 今年こそ、最高のキャンプを楽しもう。
キャンプの楽しみは色々あるかと思いますが、その中でも外せないのが、焚火! 大自然の中でゆらゆらと揺れる炎を仲間や家族と囲む。 それだけでそこは自分たちだけの安らぎの空間になりますし、普段話せないような会話もできちゃうかも!? 「焚き火をするためにキャンプに行く」なんていう人もいるくらいですから、 キャンプをやったことない方でも、これを経験するときっとハマります!
炎がユラユラと揺れる、あの自然のリズムには、心を穏やかにする癒しの効果があると言われています。 「1/fゆらぎ」というリズムが含まれているようです。 「規則的」なものと「不規則」なリズムが調和した状態が、「1/fゆらぎ」で、体験者は心地良い気分となります。 確かに、何も考えないでボーっと炎を眺めていると、いつの間にか体の力が抜けて自然と心が穏やかになりますよね。 忙しい毎日。キャンプに出掛けて、焚火をして、炎に癒されてみませんか?
キャンプ場では直火(地面で直接焚火をすること)が禁止されていることが多い。 火事になるのを防止したり、環境への配慮や、整備された芝生を荒らさないために、焚き火台が必要になります。 また、焚火台があると火起こしや後片付けも容易なため、 マストアイテムとして人気が高まっています。
キャンプをさらに盛り上げる焚火台。 各メーカーから様々な種類が出ておりますが、オススメの焚火台を紹介します。
「スウェーデントーチ」「きこりのろうそく」「丸太ストーブ」など、 さまざまな呼び名ありますが、 薪をくべる必要のないフィンランド発祥のかがり火です。 丸太にチェンソーで切り込みを入れただけのシンプルな作りですが、 暖房・照明・調理台すべてを兼ねた非常に便利な焚き火! 丸太の上にケトルやスキレット、鍋などを置いて料理をすればいつもより何倍もおいしく感じるかも!?
火を着けると上面の中心部から徐々に燃えはじめます。 まるで大きなろうそくのような不思議な雰囲気を醸し出します。 切れ込みからうまく空気を内部へと引き込みながら 丸太本体に火をつけると、 徐々に中心部から下側⇒外側へと燃えていきます。 普通の焚き火のようにくべる薪も不要ですし、 1つの丸太でしっかりじっくり焚火が楽しめます!
丸太をそのまま利用しており、上が平らになっているため、 鍋やフライパン、ダッチオープンなどを載せられるのも便利な点。 ある程度燃焼が進むと崩れやすくなるため、 調理器具を載せたまま放置しないように注意してください。
太い丸太の代わりに、ある程度の太さの薪を纏めて縛り、 その中心に火を燃やすというやり方もあります。
チェーンソーなどで 丸太に4~8等分の切れ目を入れます。 切れ目が多いほど燃えやすいですが、 燃焼時間も短くなります。 最後まで切らないで、 1/3~1/4程度下を残しておくと 安定して置けます。
上部の切り込み部分に枯枝や木端、 もしくは着火剤を挟み込ん着火します。 すぐに丸太に着火しない場合は、 ガスバーナーを使用すると 火がつきやすいです。 安心して楽しめるように 焚火台の上で燃やしてください。
着火して、炎が落ち着いてきたら ケトルやフライパンを載せて 調理しましょう! ある程度燃焼が進むと 崩れやすくなるため、 調理器具を載せたまま 放置しないように注意してください。
これがあると便利!焚火をもっと楽しめるアイテムをご紹介!
フリースなどの化繊の服で焚火をしていると 簡単に穴が空いてしまいます。 コットン生地や火に強いウェアを用意すれば安心! エプロンもあればふとももまでカバーできます!
薪をくべたり、熱い鍋を持つなど、あると何かと重宝する耐火グローブ。 薄手のグローブではなく、厚手のものを準備しましょう!
焚火は火の勢いを見ながら、こまめにに薪の位置を調整しなければなりません。 焚き火の火元からの距離をとれる長めのものが便利です。
焚き火をゆったり楽しむためにはにはチェアがマスト。 チェアの高さは好みですが、焚き火をより感じれるローチェアがおすすめ。
焚火台だけでも火は起こせますが、 これがあればすぐに薪に火がついて、すぐに焚火ができます! 調理目的の焚火には便利!