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公開日: 2020/08/05更新日: 2023/07/20

とれこ。

トレッキングエマージェンシー

トレッキング中の不測の事態に備えて、リスク対策と予防法をケースごとにご紹介。

ケース1 ヒザ痛

登山者の悩みに多い下山時のヒザ痛!その痛みの原因は炎症です。炎症を抑える為に下山後すぐ、ヒザを冷却します。なるべく早めに氷水を入れたヒョウノウ(用意できなければ、冷水)で10分〜20分ほど冷やします。(しびれるまではやらないように!)冷やした後で入浴したほうが良いでしょう。

ケース2 怪我

すり傷や切り傷ができた場合、必ず患部を水で洗いましょう!飲料とは別に、小型のペットボトルなどに真水(水道水)を入れて携帯すると、救急用に役立ちます。
    【切り傷】
    切り傷も患部を水で洗い流し、押さえて圧迫し止血!圧迫しても血が止まらない大量出血の場合は、傷口よりも心臓に近い場所を手ぬぐいやタオルでしばって止血!
    怪我人が歩けない場合や意識が遠のきかけている場合は救助要請を!
    【すり傷】
    ドロなどが付いてしまった傷口を水でキレイに洗い流すことが重要!
    出血が止まったら傷口を包帯やバンソウコウで保護しても良いでしょう。

ケース3 生き物と遭遇!

山は野生動物のすみかです。野生動物に出会うこともあります!中には注意しないといけない動物もいますので、対策等をしっかりしていきましょう!
    【ヘビに遭遇!】
    ヘビに気づかずにふんづけたり、むやみに触れば咬まれます。「マムシ」「ヤマカガシ」は毒をもっているので注意!マムシに咬まれたら、ポイズンリムーバーで毒液を抜きガーゼ等で患部を押さえ心臓より低い位置にして救助要請を!
    【スズメバチに遭遇!】
    巣に近づいてしまうと、スズメバチが「カチッカチッ」と警戒音をだし、威嚇してきます!
    ハチを刺激しない様に静かにその場を離れること。
    刺されたらポイズンリムーバーで毒液を抜き患部を水洗いし、救助要請を!
    【熊に遭遇!】
    熊鈴を鳴らすなどして、アピールすることが大事!
    もし熊に出会ってしまったら、静かにゆっくりと後ずさりでその場を離れる。決して熊に背を向けて走ってはダメ!

Q.山での紫外線対策について教えてください。

A.SPF50+の日焼け止めを持って行き、1時間おきに塗りなおしています。日焼けすると体力を消耗するので念入りに。
それと目の日焼け対策も忘れずに。サングラスだけでなく、UVカット機能のある目薬もおすすめです。

Q.山小屋泊での着替えはどれくらいほしいの?

A.機能アンダーを着用すれば、持って行く着替えの枚数を減らして、荷物を軽くできます。
下着は動きやすく乾きやすいスポーツ用のブラやショーツがおすすめですよ。肩ヒモのズレやホック外れもないので安心!

Q.山でのトイレはどうしていますか?

A.トイレがあるところと無いところがあるので、事前に調べてます。
トイレはあってもペーパーが無いことがあるので、ペーパーも準備します。
山小屋などにトイレがあれば、その都度寄って済ませると良いです。

山での心得5ヶ条

山でのマナー5ヶ条を心に留めて、楽しく快適にトレッキングを楽しもう!

1.公共機関でのマナーを守りましょう。

移動に公共交通機関を使う場合は、周囲に気を配り、迷惑にならないように気をつけましょう。
大きな荷物は、車内の混雑状況を見ながら他の乗客の邪魔にならないところへ。ストックはザック内に収納するか、しっかり手に持って乗車しましょう。
登山帰りなら臭いにも注意して!

2.捨てない、取らないが原則。

ゴミのポイ捨ては山の景観を汚すだけでなく、生態系まで崩しかねません。袋を持参して、自分のゴミは全て持ち帰りましょう。
また、草木や動植物を持ち帰るのもNGです!見て楽しむだけにしましょう。とって良いのは写真だけ!

3.トイレの場所は事前にチェック!

トイレがどこにあるか、事前にチェックしておくことをおすすめします。
緊急でトイレ以外の場所を使う場合は、使用済みのティッシュやトイレットペーパーは必ず持ち帰りましょう。

4.登山者同士あいさつを!

登山者同士が出会ったり、すれ違ったときは「こんにちは」「あと、もうちょっとですよ」などと声を掛け合うことも大切です。
ちょっとした声の掛け合いやふれあいが、心を温かくしてくれるでしょう。

5.基本的には登りの人が優先。

下山する登山者と登りの登山者が出会ったときは、登りの登山者に道を譲るのが原則です。
ただし、鎖場やハシゴといった下りの方が危険な場所では、下りの人が優先です。
譲ってもらったらあいさつも忘れずに!