キャンプに必ずといって使用する物が食器類です。簡易に準備出来る紙類の食器からキャンプアウトドア専用まで様々な食器があります。そこで紙類の食器とキャンプアウトドア専用食器について紹介します。
毎回キャンプやバーベキューで紙コップや紙皿、一回きりの食器を使用するのも悪くないですが、アウトドアを楽しむに際には環境にも配慮したいですよね。アウトドアキャンプとは家族や仲間と親睦を深める他、環境への日頃の感謝も含めて行いましょう。その為にもゴミを増やさない事を意識し紙コップや紙皿からは卒業しましょう。
キャンプ用食器セットを準備しておくのにはメリットがあります。
アウトドア食器は様々な素材で作られています。みなさんがキャンプやホームパーティでのシュチュエーションをイメージして選択しましょう。また1種類の食器セットでは無く2種類のセットを持っていく事でハードな野外用、おしゃれなキャンプ用と使い分ける事が出来ます。
アウトドア用食器類で一番多く展開されているのがプラスチック類の食器です。持ち運びも簡単で色も豊富にあります。ただ料理を盛る、食べる用の食器なので火に当てるなどはやめましょう。木製柄のプラスチック類の食器もあるので食卓をおしゃれに飾ることもできます。ただ少し強めの風が吹くと紙皿同様、飛びやすいので風が強い日は注意しましょう。
アウトドアで使える用途が一番多いのがチタン・ステンレス製です。もし調理をチタン・ステンレス製でした場合は、料理をお皿に再度盛り付け無くても済みます。もちろん調理したままの状態でテーブルに並べる事でインスタ映えもしますし、チタン、ステンレス製品は重厚感もあり少々の風では飛ばないので屋外、アウトドアにはおすすめです。
ホーロー製の食器はカラフルで写真写りがよく形や色も様々です。注意点として熱い料理を盛り付けると食器自体が暑くなり持てません。小さい子供がいる家庭は使用する場合、注意しましょう。また、ホーロー製品は落下や衝撃に弱いので強引な使用はやめましょう。
アウトドアでの食卓を華やかにどうしてもしたい方は、木製の食器をしましょう。自然の色と木との相性は抜群です。また、最近は樹脂製やプラスチック製の木目柄のお皿もあります。手軽に使いたい場合はプラスチック製や樹脂製の物を使いましょう。
キャンプに行くと必ずと言っていいほど写真を撮ります。写真映えを重視するのであればスキレットを使用しましょう。重厚感とスキレットが輝く油の部分がインスタ映えします。ただスキレットを使用する場合はメンテナンスが必要なので一手間掛かります。しかし、スキレットを使いこなせば一生使える物になりますのでおすすめです。
アウトドアでは水の確保が安易にできない事はよく起こります。そこで水が無くても食器をうまく使いこなす方法を紹介します。
限られた水場でキャンプをする場合食器が定期的に洗えません。そこでラップを使用してお皿に敷きます。お皿を使い終わったらラップを剥がして、再度新しいラップを敷けば何度でも使う事ができます。
食事が終わり食器や調理道具を片付ける時は、布やキッチンペーパーで油や汚れを拭き取って持ち帰りましょう。先に最低限の油などを拭き取っておく事で、帰った後の食器洗いが楽になります。
もしその場で綺麗にしたい場合は砂で洗う手段があります、砂で洗う場合は出来るだけサラサラした砂を選びましょう。サラサラの度合いは砂漠にあるような砂時計に近い感じの物を選びます。しかし、食器の素材がプラスチックや弱い素材の場合は傷着けてしまう場合がありますので、砂で食器を洗う場合は洗い方の強弱に注意しましょう。
キャンプを楽しむには料理が美味しいかどうかが最大の別れどころです。誰でも簡単に出来るメニューを紹介します。
材料(1人前) 生ソーセージ(2本)お好みで増やして下さい 水・・・適量 (ソーセージ自体が半分浸かる程度) 作り方 1. フライパンに生ソーセージを入れ、油は引かずに弱火にしておく。 2. ソーセージがあたたまったらソーセージが浸かる程度の水を入れる。 3. 蓋をして3~5分待ち、ソーセージの皮が浮いてきたら4へ。 4. 水が蒸発していない場合は中火に変え水分を飛ばす。 5. 焼き目がはっきりしてきたら強火に変えしっかり焼く 6. 徐々に脂が出て来たらトングでひっくり返す。両面焼けたら完成。
材料(1人前) ポテト・・・4~5個(メークインがおすすめ) とろけるチーズ・・・100g ベーコン・・・3枚程 作り方 1. 綺麗に洗ったポテトをアルミホイルで巻き、炭の中に入れ柔らかくなるまで焼きます。 2. ベーコンはカリカリになるまで網もしくはフライパンで焼きます。 3. 焼きあがったポテトの中をくり抜きます。 4. くり抜いた部分にチーズを入れ、さらにカリカリベーコンを入れます。 5. ポテトの皮部分にオリーブオイルを塗りさらに皮がカリカリになるまで焼けば完成。(くり抜いたポテトの中は玉ねぎや他の野菜を入れても美味しくなります)
材料 トマトケチャップ・・・240cc コーラ・・・120cc(ペプシ可) マスタード・・・大さじ1 にんにく・・・2片 オリーブオイル・・・小さじ1 ブラウンシュガー・・・小さじ1 作り方 1. にんにくをオリーブオイルで炒めます。色が変わり香りが出たら火を止め他の材料を入れ混ぜます。完成。(時間があればクーラーボックスで冷やして使う事をおすすめします)
キャンプ用の食器類はこれだけの量があります。 紙製品の物を使っていたけどアウトドア食器を使用する事で環境への配慮も当然の事、道具を揃えて行けば自身がキャンプをする時にも、ワクワク感が増して来ます。 いきなり全部揃える必要はないので、キャンプでの経験を元に必要な調理器具や食器から揃えてみましょう。