2020/10/08 UP

タープの張り方簡単テク!基本からアレンジまで

天気のいい日に風を感じながら、外でキャンプを楽しむことができるタープ。さまざまな種類があるタープは張り方も難しそうで、初心者の方であればできるか心配と感じることもありますよね。けれど、タープは張り方のコツさえつかんでしまえば意外と簡単です。そこで今回は、タープの基本的な張り方からアレンジ、種類別のおすすめタープまでご紹介します。
SHARE

タープとテントの違い

キャンプが初めてであれば、タープとテントの違いがよくわからないということも少なくないもの。タープとテントの大きな違いは「床のあるなし」と「雨風の強度」にあります。タープは基本的に床がなく、屋根になる布とポールでつくられているのが特徴。風を通しやすく、暑い日には日差しを防いでくれますが、テントよりも雨や風に対する強度は劣ります。一方のテントは床があるデザインで、雨風に対する強度が高いのが特徴。雨や風を完全にガードする丈夫な生地で作られているので、安心できる空間がつくれます。この二つを家に例えると、タープは居間でテントは寝室といったイメージですね。

タープの種類

日差しが強い中でキャンプをするときにタープはとても助かる存在。夏場に日陰がないまま、長時間ずっと外にいるのはなかなかツラいものがあります。ここでは主な種類についてご紹介します。

ヘキサタープ

布1枚で屋根をつくるヘキサゴン(六角形)型のタープ。基本的の張り方もできて、アレンジもしやすいデザインは、キャンプ初心者からベテランにまで人気があります。2本のポールで自立させて、4角をペグで固定するシンプルな設計は、張り方も簡単。風がおだやかな日であれば一人で立てることもできます。天井も高く、広いエリアを確保できるのでファミリー向きのタープといえるでしょう。風通しのいいヘキサタープは、組み立ても簡単で持ち運びにも便利! 広々としたストレスのない空間で、自然の空気や景色を思い切り味わうことができます。

ウィングタープ

設営も簡単でコンパクトなウィングタープ。四角形の布にポール2本と、携帯がしやすいタープは、ソロキャンプにも最適といえます。日差しが強い日など、手軽に日よけスペースをつくりたいときにおすすめです。スタンダードな張り方から幅広いアレンジまでが楽しめますよ。

レクタ(スクエア)タープ

レクタ(スクエア)タープは、友人や家族など大人数でキャンプをするときに役立つアイテム。長方形の布1枚と合計6本のポールを使用するタープは安定感抜群で、屋根も高く、居住スペースが広くとれるようになっています。開放的な空間はストレスがなく、いつも新鮮な空気が吹き抜けるでしょう。ヘキサ型よりもポールが多いので、やや組み立てに時間がかかりますが、基本的な張り方は同じです。レクタ(スクエア)タープは使用する面積が広くなるので、大きめの公園やキャンプ場向きのタープといえます。

スクリーンタープ

パッと見テントのようなつくりのスクリーンタープは、屋外で個室空間を確保できるもの。全ての窓のジッパーを下ろせば、外から中が見えなくなるので、野外での着替えなどにも便利です。雨や風、寒さからも身を守ってくれますね。タープ内側の壁はメッシュ素材となっていて、涼しい風は通すけれど虫や蚊はしっかりとガードするので暑い日も快適です。スクリーンタープはテントではないので床はなく、ヘキサ型やレクサ型より組み立てに時間がかかるため、余裕を持った設営がおすすめ。通気性抜群で、防寒にも使えるオールシーズン型のタープとなっています。

ジャンル別おすすめタープ

おすすめヘキサタープ

    • 初心者にも安心な簡単設営タープ
    メインのクロスポールは、広げるだけでラクに高さを変えることができるデザイン。サブポール付きなので用途に合わせて、多彩なアレンジを楽しむことができます。
    • シルバーコーティングを使用し炎天下でも快適に過ごせます
    ホールアースのEARTH HEXA TARP 3。付属の延長テープを使用して狭いスペースでも効率よくお持ちのテントとタープを設営することが可能です。
    • 少人数にぴったり! テントスタイルで自由なキャンプを
    スノーピークのヘキサPro.AirS。コンパクトな2人用モデルは、スノーピークテント「Pro.air」でアレンジすれば快適な居住スペースに早変わり。気軽にキャンプを楽しむにはちょうどいいタープといえます。
    • 風に対しても比較的強い六角形デザインの小型タープ
    モンベルのミニタープHX。ヘッドランプなどを反射して光る軽量で強度に優れた張り綱。軽量アルミペグなので、自転車やオートバイのソロツーリングなど、できるだけ荷物を軽くしたい行程に最適です。

レクタ(スクエア)タープ

    • 使い方自由自在コンパクトウルトラライトレクタタープ
    ホールアースのミニマリストタープ。
    軽量で丈夫なリップストップナイロンを採用。グロメット活用すれば設営形状も自由自在。コンパクトに収納でき持ち運びも簡単です。
    • 高い遮光性とUVプロテクションを持ったスクエアタイプ
    ヘリノックスのタクティカル Tac. レクタ3.5タープ。このタープは10個のループが縁にあるのでさまざまな形での使用が可能で、タープポールも2本付属しているのですぐに、設営が可能です。
    • 鮮やかなカラーリングのスクエア型タープ
    チャムスのスクエアタープ。ファミリーキャンプにぴったりのゆったりとしたサイズ感&日陰のスペースが広く確保できるスクエア型で、大人数での使用にも適しています。

スクリーンタープ

    • ファミリーにおすすめの次世代型ハイエンドモデル
    スノーピークのランドステーションL。折り紙の様に変幻自在でキャンプを快適に過ごせる高機能タープといえます。

タープ張るときに注目するポイント

急に天気が変わることも珍しくないアウトドア。少しの工夫で、今よりもっと快適にキャンプを楽しめるようになりますよ。

風が抜けるように

タープはテントと比べて風に弱いつくりです。タープを設営するときは、風が抜けるように配置するのがポイントです。ヘキサ型であれば、メインポールの片方を風上側に立てるようにして、もう片方が風下にくるようにします。万が一強風が吹いて、ダイレクトに布に風に当たると一気にタープが崩れることもあるので、タープを張るときに風向きはとても大切といえます。

太陽の向き

タープを設営するときは、太陽の向きに気をつけましょう。タープを立てる目的の一つは、涼しい日陰をつくるためですよね? 太陽の向きを考えずにタープを立ててしまうと、日差しを遮るどころかガンガン日光が入ってくることもあります。太陽は時間が経つと西へと動いていくので、初めに太陽の向きに気をつけて設営しておくと、あとでタープの向きを直さなくて済むので楽ちんです。

ペグが打ちやすい平坦な場所を

タープがキレイに立つかどうかは、ペグの打ちやすさと大きく関係しています。タープを設営するときは、石などが転がっていない平坦な場所を選ぶのがポイントです。しっかりとペグが固定できて、水がたまらないエリアがベストといえますね。

タープを張ると危険な場所

何が起こるかわからないアウトドアでは、タープを張るときに絶対に避けるべきエリアというのがあります。整備されたキャンプ場などではあまり関係ないかもしれませんが、安全にキャンプを楽しむ上で知っておいて損のないことなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ガケの下

ガケの下は、上から石や岩が落ちてくることもあります。多少の雨や風を防いでくれるタープも、屋根からの衝撃にはひとたまりもありません。一見タープを立てるのにぴったりなポイントでも、よく見たらガケの下だったということは案外少なくないものです。

木が一本しかないところ

広い草原やフィールドで、木が一本ぽつんと立っているような真下にタープを立てると落雷の危険があります。一本の木がちょうど避雷針の役目を果たすので、雷が落ちやすくなるのです。特に山は天気が変わりやすいので、安全面を考えると晴れの日でも避けたいエリアといえます。

古い木・枯れた木の下

タープを設営するときは、古い木や枯れた木の下には立てないようにしましょう。風が吹くなどタイミングによっては、タープ天井に枝が落下してくることもあるからです。細い枝ならまだいいですが、場合によってはタープを壊すような大きい枝が降ってくることもあります。森の中は涼しくて快適ですが、タープを立てるときには注意が必要です。

増水エリアの川沿い

増水の危険がある川沿いもタープを設置するときには避けたいもの。急に天気が変わって大雨が降りだすとタープともども流される危険があります。渓流沿いでバーベキューを楽しむときなどは、安全な場所かどうかをよく確認することが大切です。

草木が生い茂るところ

タープを張るときは、頭上だけでなく地面もチェックするようにしましょう。背丈のある草がボーボーと生えているようなところには、どんな生き物がすんでいるか分かりません。中には危険な生物がいることもあるので、なるべく足元がスッキリと見える場所を選ぶのがポイントです。

タープの張り方

ヘキサタープの張り方

基本的なタープの張り方の手順としては、張る場所を決めたあと、屋根の布を地面に広げて置きます。ポールを組み立てて各ポールを配置したら、タープとロープを結んでいきましょう。ペグを使ってロープを地面に固定し、メインポールを立てて、張り具合を調整すればでき上がりです。この動画では一人でヘキサタープを張っていますが、もちろん何人かで張ってもOKです。アレンジの利くヘキサタープはさまざまな種類があるので、動画ではメインポールとは別にサブポールを使って安定感を出しています。

レクタ(スクエア)タープの張り方

広い空間がつくれるレクタタープは、ヘキサ型よりポールの数が多いです。ただ、基本的な組み方はヘキサタープと同じなので、メインポール、サブポールの順番に仕上げていきましょう。

スクリーンタープの張り方

風通しがよく、テントのような雰囲気が味わえるスクリーンタープ。なんだか複雑そうなので「張るのが難しそう」と思うかもしれませんが、コツをつかめば女性でも簡単にできます。初心者であれば何人かで組み立てるのがおすすめです。

ソロキャンプでタープを張る場合

タープは慣れてくれば一人で設営することも十分可能です。コツはポールを一本ずつ立てて、ロープで調整しながらバランスをとること。一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

おしゃれにアレンジ! 見た目もキレイなタープの張り方

シーンに合わせて自由に工夫できるのもタープの良いところ。基本の張り方を覚えたら、次にアレンジを加えてみるとおしゃれなデザインに仕上がります!キャンプに行く人数や天気に合わせて素敵にカスタムしてみてくださいね!

テントスタイル:ベーシック編

タープの側面をテントと密着させたスタイル。やり方も簡単でテントの玄関部分にタープのサイドを被せてポールを立てるだけ。テントとタープの往復が楽ちんなスタイルは、雨の日でも濡れることなく快適に過ごせます。

テントスタイル:小川張り編

タープのメインポールがある部分にテントを潜り込ませてつくるスタイルが「小川張り」。テントとタープに一体感があるので、見た目もキレイな仕上がりです。テントから出たときにタープポールが正面にないので、子供のケガ防止など安全面にも優れています。小川張りには専用のベルトが必要となります。

ウッドスタイル

森などにある木とタープをつなぐスタイルです。ペグを打てる場所が限られているときやタープを立てるのに十分なスペースがないときに役立つアレンジ術といえます。ウッドスタイルのポイントは、ロープで引っ張ったときに倒れない丈夫な木を選ぶこと。木にロープを結ぶときは、タオルなどで木を保護することも忘れずに。ウッドスタイルでタープを設営するときは前もって「巻き結び」などロープを結ぶテクニックを覚えておきましょう。

カースタイル

車とタープをつなぐスタイルは、オートサイトや車中泊で使えるアレンジ。普通にタープを立てるよりも、居住スペースが広くなるのでより快適な空間となります。車から荷物の出し入れもしやすく、天気が悪くなったときにすぐ車に避難できるのも大きなメリットですね。

ロースタイル

タープの片側を低くして、落ち着きのあるスタイルをつくるおしゃれアレンジ。やり方はポールの片側を短くするだけと簡単です。ロースタイルのポイントは、テーブルや椅子などの高さを低めに揃えてあげること。全体的に目線が下がることで、子供も安心して動けるのでファミリーにもおすすめです。

おすすめキャンプアイテム

1アイテム追加するだけでよりタープが快適に使えるようになります。
    • 高さの調整ができるフォールディングテーブル
    ホールアースのフォールディングテーブル。高さが2段階調整可能なので、ハイスタイルにも、ロースタイルにも使うことが出来る便利なスタンダードテーブルです、脚の先端にはアジャスター付きなので地面の凸凹にも微調整が出来ます。二つに折り畳んでコンパクトに収納出来る上、取っ手付きなので持ち運びが簡単。
    • 持ち運び簡単折り畳み式チェア
    ヘリノックスの チェアワン ブルーブロック。数々の受賞歴を持つフラッグシップモデル、チェアワン。背面にはメッシュ素材を用い、通気性も抜群。非常に軽量でコンパクトながら、つり下げ式シートにより快適な座り心地のチェアです。スタッフバッグを足下のフレームに取り付けると、小物入れとしても利用できます。
    • 大きな荷物も移動が簡単アウトドアワゴン
    コールマンのアウトドアワゴン。多くの荷物を楽に運べる簡単収束型ワゴン。大型タイヤでスムース楽々移動ができストッパー付タイヤでさらに使いやすい。両サイドにDリング付きで大きな荷物でも荷物の固定が可能です。

編集部からヒトコト

涼しい日陰の中で、心地よい風を感じながらキャンプを楽しむことができるタープ。簡単に快適な空間をつくれるので、暑い季節に欠かせないアイテムといえます。タープにはサイズ、重量、耐水圧などさまざまなバリエーションがあります。お好みのスタイルにタープにハンモックや、テーブル、チェアーなどを組み合わせて開放感のある素敵な雰囲気にアレンジすると楽しいですね。ぜひ好みのタープを見つけてアウトドアを遊び尽くしてみてください。