2020/09/30 UP

秋冬キャンプを安全に暖かく楽しむ暖房器具ガイド

秋冬も寒さに負けずキャンプを楽しむことには、焚き火や暖房対策をしっかりしましょう。秋冬キャンプを安全に楽しむコツや暖房器具をご紹介します。ソロキャンプや友達とのキャンプ、ファミリーキャンプなどで使える、ホットカーペットやシュラフ、ストーブやヒーターなど、解放感満点の自然の中で使えるアイテムをご紹介します。灯油やガス、屋外では焚き火などで火などを使う場合の安全に気を付けて、この秋冬はキャンプを楽しませんか?
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意外と快適? 楽しい秋冬キャンプ

キャンプシーズンというと、春から夏にかけてと思われている方が多いのではないでしょうか? 実は、キャンプはしっかり準備と対策をとれば、秋冬だって楽しめます。空気が澄んでいるの星空もきれいです。ちょっとしたコツさえ押さえれば、快適で楽しいキャンプになります。秋冬ながらのメリットもたくさん。秋冬キャンプ始めてみませんか。

虫がいないので刺される心配がない

夏の夜といえば、キャンプ中ライトに群がる害虫に嫌な思いをしたことも多いのでは。虫よけスプレーや、蚊帳など対策を万全にしていても、虫を終始避けることは難しいですよね。秋冬キャンプ、特に冬は虫がほとんどいないので、虫に刺されるリスクがぐっと下がりますよ。虫が嫌いだからキャンプは嫌だって方も、実は多いです。

空気が澄んでいて星空もキレイ

カラッとした日が多い秋冬シーズンは、空気が澄んでいる季節でもあります。サンセットの時間帯に、遠くの山々まではっきり見ることができたり、深呼吸も気持ちいい。とくに、朝晩のきれいな空気の空間にいる気持ちよさを味わえるのも、この時期のキャンプの特権です!日が沈んだ後もクリアな星空に感動するでしょう。

料理を作りながら暖を取れる

秋冬キャンプを楽しむ最大のコツは、暖の取り方といっても過言ではありません。暖房アイテムをフル活用して、料理を作りながら薪で暖を取ったり、ストーブを使ったり。秋冬に向けた暖房アイテムも充実しています。

寒さ対策に必要なこととは?

寒さと一言でいっても、暑がりな方や寒がりな方、いろいろですよね。同じキャンプ仲間でも寒さの感じ方はそれぞれです。しかも、あれもこれもと準備すると、荷物もパンパンに。ちょっとしいた工夫で寒さ対策ができるので、ご紹介します。

睡眠前にテント・寝袋の中を温めておく

輻射熱(ふくしゃねつ)という言葉を耳にしたことがあると思います。輻射熱を利用し、空間そのものを暖めて、テント自体を暖めることができます。また、テント内で寝袋を開け放って、寝袋の中を暖めておきます。そうすることで、寒い思いをしなくてもすみます。ストーブや電気毛布など、安全考慮し暖められるものを準備しましょう。

レイヤードを意識する

キャンプ中の服装は、脱ぎ着がしやすいものを選ぶのがおすすめ。アウトドアの基本的な服装でもあるのですが、肌に直接触れるものは、綿素材はなるべく避けて、冬でも速乾性のあるものを身につけて。その上に、長袖シャツや、暑がりの方はTシャツ、そしてベストやフリース、その上に防寒着として、ダウンなど。雨風対策に、防水透湿性素材のジャケットを選びましょう。レイヤードを意識し、暑いなら脱ぐ、寒くなったら着るを繰り返すことで、快適に過ごせます。また、場所によって気温 や朝晩の寒暖差が大きいキャンプ場もあるので、気温情報のチェックもしておいてください。

暖房器具をしっかり用意

暖房器具は、テントの中はもちろん、外でも対策が必要です。日中まだそれほど寒く無い時間に調理を開始し、暖がとれるよう焚き火の準備をするのがおすすめ。テントは日差しが差し込む時間に設置しておくと、温室効果で温まっていくので、日差しも味方につけましょう。

薪・石油ストーブ
薪ストーブを使って暖を取っている方も増えています。折りたたんで収納できコンパクトになるものも。焚き火だけでは寒いときなどに重宝します。また、シェルター内では石油ストーブが大活躍。シェルター内全体が暖かくなるのでおすすめです。ただ、商品によりシェルターのみ使用可、テント内でもOKなど、さまざまです。酸素不足による不完全燃焼や、火災の原因になることもあるので、必ず使う用途に適しているものかを確認したうえで使用してくださいね。
    • snowpeak(スノーピーク) グローストーブ
    赤熱式の遠赤外線効果により小型ながら側面方向への暖房効果が非常に高いストーブです。円筒型ストーブのため360度周囲が暖かく、冬季のキャンプや家庭での使用で活躍します。
焚き火台
焚き火台は、形も素材もたくさん販売されています。そのまま調理ができるものもありますし、暖を取るためのものも。薪は少し多めに準備しておくと良いでしょう。炎の明るさを感じるだけで暖かい気持ちにもまりますし、焚き火を囲んで話をするなど、非日常感も味わえます。
    • WholeEarth(ホールアース) 焚き火台 ソロ 焚火 QUICK UP EX
    焚火台本体の4面全てがデルタメッシュ構造で、空気が入りやすく抜群の燃焼率。安全性の高いスクエアフレームをアンダープレートとロックする事でより安定した状態で使用が可能。
電気毛布やブランケット
高機能キャンプ場などでは、電源が通っている区画もあります。その場合は、電気毛布を利用するのも手です。自宅にあるものを活用してもOK。布団乾燥機で布団を暖めておくとホッカホカ。ストーブなしでも心地よく眠ることができます。ブランケットは必須アイテムのひとつ。焚き火をするときに包まることを考えると、燃え移りにくい天然素材のものを選びましょう。化せん素材だと、火の粉が飛んだ時など、一瞬で燃えるためおすすめできません。
    • Amina(アミナ) ジャーニーブランケット
    毎年大人気! ブランケットシリーズが諸国感溢れる魅力的な柄で全色新柄として登場。くるっとポケットに収納できてコンパクトに。ループも付いていて、いろんな所に持って行けるポータブルブランケット。
 湯たんぽ
手軽で自然な温かさを求める方には、湯たんぽもおすすめ。持ち物も減らせますし、お湯を沸かして入れるだけという手軽さ。ただ、普段使い慣れていない方は、火傷に注意してください。湯たんぽのお湯は、朝になると顔を洗うのにちょうど良い温度。冷たいお水が苦手なお子さんの、朝のはじまりにもおすすめです。
    • TRYL(トライル) ECO-TANPO
    お湯の交換不要、コードレスで使える蓄熱式湯たんぽ。暖房用具のような乾燥がなく、お肌にも快適にご使用いただけます。
 シュラフ
キャンプには必須のアイテムですが、実は秋冬こそシュラフ選びは重要です。チャックを閉めれば極寒でもぐっすり眠れるほどの暖かさキープしてくれるシュラフ(寝袋)。マミー型や封筒型、最近ではお布団のような形状もあります。暖かいシュラフを探してください。
    • mont-bell(モンベル) スリーピングバック ダウンハガー800 2 ロング
    モンベル独自のスーパースパイラルストレッチ システムを採用した「伸びる寝袋」。800フィルパワーの高品質ダウンをボックス構造で封入し、軽量コンパクトながら高い保温性を備えています。

レイヤードで暖かく! 服装にも気を使おう

暖房器具が一通り揃ったら、寒暖差の大きい秋、真冬の寒い時期など服装で寒さ対策にも気を遣いましょう。レイヤードを意識することで快適なキャンプになります。寒い時期のキャンプには素材選びも重要です。おすすめのキャンプファッションをご紹介します!

おすすめのメンズファッション

レイヤースタイル(重ね着)が基本のアウトドアファッション。秋冬こそオシャレができる季節です。男性は代謝がいい方が多く、汗っかきの方が多いのでは。力仕事や火起こしなど身体も多く動かしますよ。アウトドアブランドのインナー、ベースレイヤー、セカンドレイヤー、ジャケットなどのアウターレイヤーなど、レイヤリングを意識して、防寒対策をしてくださいね。ベースレイヤーは、汗っかきさんはTシャツなどでもOK。炭や薪を扱ったり、テントを張ったりと、割と汚れやすいので、汚れたり穴が開いても泣かないような、着古したものがベストです。そして、寒くなってきたらTシャツから長袖シャツにチェンジ。その上に、ファスナーなどで簡単に着られるベストや、フリース素材、腕さばきのよい、パーカーなどのセカンドレイヤーを。もっと寒い時間帯には、ダウンやジャケットを着ると良いでしょう。寒ければ、ネックウォーマーやニット帽があればバッチリ。上に羽織るものは、火の粉が飛んで穴が開いたとしても、炭で汚れても後悔しない着古したものをおすすめします!
    • Marmot(マーモット) シープフリースジャケット
    毛足が長く、柔らかな肌触りが特徴のシープスキンフリースを使用したボアフリースジャケット。保温性が高く、秋冬シーズンにおすすめの一着です。
    • THENORTHFACE(ノースフェイス) インヨーシャツ
    ややゆったりしたボックスシルエットでウールのような風合いが魅力のシャツ。ストレッチ性があるためアクティブシーンでも重宝します。静電気の発生を抑える静電ケア設計を採用。
    • CHUMS(チャムス) ボートロゴ 長袖Tシャツ
    高強度・高耐久のコーデュラエコメイド素材を使用。ポケットにすっぽり収まり、最低限の小銭の持ち歩きに便利なミニサイズ。開閉はベルクロ仕様。付属のDカンにカラビナをつければ鞄やベルトループへの取り付けも可能。

おすすめのレディースファッション

女性は寒さに弱い方も多いのでは。防寒対策は足元からバッチリ整えていきましょう。男性と同じように、吸水速乾性素材で暖かさもあるインナーを身につけて。暖かインナーの上下に、厚地のソックスはマストアイテム。脚の冷えが気になる方は、レッグウォーマーも必要かもしれません。アウトドア用に発売されている防寒性のあるタイツもあるので、スカートスタイルやハーフパンツスタイルでもオシャレが楽しめます! 上半身は、男性と同じように保温しながら汗を透過させる素材を着ましょう。長袖のトレッキング用シャツなどのソフトシェルを。中綿が入っているダウンや、フリース素材で暖かさをキープしたら、風で体温を冷やさないためにアウターレイヤーを身に付けて。既にダウンなどを着ている場合は、アウトドアやトレッキング用の防水透湿性に優れたレインウェアを着れば、防寒対策はバッチリです。ニット帽や、ネックウォーマー、特に足が冷えやすい方は、モコモコソックスなどもあると、寒さのみならず、柔らかさに癒されましょう。
    • THENORTHFACE(ノースフェイス) FLスーパーヘイズジャケット
    ナノレベルのポリウレタン繊維をミクロ単位で吹き重ねてシート状にした、THE NORTH FACEが独自に開発したナノフィルム状の防水透湿素材、FUTURELIGHTを採用したレインジャケット。
    • Columbia(コロンビア) サンタフェパークベスト
    ストレッチ性を有する両面素材や中わた、ステッチで快適性を高めた中わた入りベスト。漫画家の鈴木ともこさん監修の「ENJOY」シリーズのアイテムです。
    • Columbia(コロンビア) ジオメトリックスニーキーバードミッドソックス
    ネイティブモチーフ柄でアクセントをプラスした厚底パイル仕様のアウトドアソックス。特殊な成形編みにより踵を包み込むようにフィットするYヒールが快適な履き心地を実現。

おすすめのキッズファッション

特に防寒対策に気を付けてあげてほしいのがお子さまの服装です。機能性と脱ぎ着のしやすさ、そして汚れても決して怒ることのないような服装にしてあげましょう。楽しいキャンプなのに汚して怒られ泣いてしまっては家族みんなが楽しめません。レイヤリングは、大人と一緒。でも、子どもは汗っかきなのでモコモコしていないか、汗をかいていないか、時々背中に手を入れて確認して下さいね。親子でどこか一色合わせたり、チェック柄を取り入れたりしてリンクコーデをすると、良い記念写真も撮れますね。子どもは暑くても寒くても、楽しいと何も言わず夜に冷えてきたり…。こまめなチェックと、着替えは多めに持っていくのがベストです。
    • THENORTHFACE(ノースフェイス) ジュニア ドットショットジャケット
    登山やキャンプなどのアウトドアシーンで活躍する、軽量防水ジャケット。親子でのコーディネートが楽しめる大人共通デザインです。
    • THENORTHFACE(ノースフェイス) リアビューフルジップフーディー
    寒い季節の遊び着として活躍する、厚手裏起毛のキッズ用ジップパーカ。一定以上の負荷がかかったときに自動的に外れるクイックフリー ファスナーをフロントに使用。斜めからも差し込みが可能なので、子供でも操作が簡単です。

軽くて暖かいなど素材選びも重要

ダウン素材やゴアテックス系アイテムは秋冬キャンプに持っていくと便利なアイテムです。ダウン系は暖かくて軽いのが最大の特徴です。ゴアテックス系は雨や風をしっかり防いでくれるので急な雨が降っても大丈夫です。冷え込みを防いでくれます。
    • Marmot(マーモット) デュースダウンジャケット
    ダウンの繊毛にナノレベルで耐久はっ水加工を施したdownDEFENDER。世界的に注目されている環境にもやさしいはっ水剤を使用。環境にも配慮しながら、水に弱いというダウンの弱点を克服し、雨の日でもかさ高をキープしながら保温性も確保。
    • CHUMS(チャムス) スプリングデール ゴアテックス ベンチャー ジャケット
    GORE-TEX 2Layer 採用のどんな場面でもオールマイティに活躍するベーシックなマウンテンパーカ。最大の特徴としてチャムスのチャムリーフリースシリーズとの着脱が可能、脇下にはベンチレーションを備え、3シーズン対応可能な調温機能となっています。

機能性インナーが大活躍

吸湿・速乾・ドライ・保温など高機能インナーがすっかり当たり前のようになりましたが秋冬のキャンプは高機能インナーが大活躍します。薄くて軽い為レイヤードでは重要です。機能性を考えて選びましょう。
    • UNDERARMOUR(アンダーアーマー) コールドギア ラッシュ モック2.0
    コールドギアは伸長性に優れた生地を使用しあらゆる動作において動きやすい。高密度なマイクロファイバー糸を使用し、暖かさと快適さを実現。汗による水分を素早く吸収、外部へ発散し、人間の身体を常にドライに保つ。
    • mont-bell(モンベル) ジオライン クールメッシュ
    高機能素材ジオラインをメッシュ地に編み上げ、抜群の通気性と速乾性を実現したアンダーウエアです。強力な防臭効果を備え、効果は半永久的に持続します。

機能性シューズも実は大事

自然の中では天候の急変はあるもの突然の雨や冷え込みは自然の中ではよくあることです。レイヤードの服装も重要ですが足元のシューズもできれば滑りにくく雨などを防いでくれるものを選ぶと良いでしょう。
    • HOKAONEONE(ホカオネオネ) スピードゴート ミッド GTX
    SPEEDGOATとミッドカットのファストハイキングシューズの中間とも言うべきSPEEDGOAT MID GORE-TEXは、解剖学的な観点から設計されたパッドが足首をしっかりサポート。また、ゴアテックスの防水ブーティーにより、さまざまな天候に対応します。

秋冬キャンプで気をつけてほしいこと

秋冬キャンプは、春夏シーズンと比べ、気を付けるポイントが違うこともあります。安全に楽しむためにも、チェックしてください。

一酸化炭素中毒にならないよう換気する

テント内で暖をとるときに、最も注意して欲しいことが、一酸化炭素中毒です。びっしりとテントを閉めていると、知らないうちに不完全燃焼などで一酸化炭素がたまっているという恐い事態になることも。ストーブを使う際は、定期的に換気をしましょう。また、寝るときはストーブを消してください。

乾燥するので、火には気を付ける

秋冬は空気がカラッとしていて気持ち良い反面、乾燥しているので、火の粉が飛んだ時などに、他のものに燃え移りやすいです。人やテントを守るのはもちろんのこと、自然豊かな場所が多いので、周りの木々に燃え移らない場所選びも大切。他のキャンパーのテントの配置などや風向きも考慮しましょう。もしもの時のために、水をバケツに用意しておくことをおすすめします。

日が落ちるのが早い計画的な行動を!

冬は日が落ちるのが早いので、意識する方も多いのですが、油断しがちなのが秋。まだ明るいと思っていたら、一気に日が落ちて暗くなります。西に山があったり、山に囲まれていると普段の生活よりも一段と早く夜がやってきます。計画的な準備で、テント張りをし、夕食の準備にとりかかってくださいね。また、日が落ちると一気に寒くなります。上着の用意や、焚き火や暖房器具の用意も早めにしておくと安心です。

編集部からヒトコト

いかがでしたか。秋冬のキャンプは、寒さ対策さえ押さえておけば、比較的すいているキャンプ場で遊べますよ。薪や石油で、火事や換気に気を付け暖かさ対策をしつつ、暖をとって。服装のレイヤリングで、さらに防寒をして。安全に快適に秋冬キャンプを楽しんでくださいね!