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真冬の快適ランを支える!「暖を纏う」「風を遮る」機能性インナーウエア

北風が吹き付ける寒さ厳しい季節。真冬でも効率的にトレーニングを行い、しっかりパフォーマンスを高めたいものです。城西大学駅伝部元監督でランニングコーチの平塚潤さんに、ウォーミングアップや水分補給、そして防寒など、冬場のトレーニングの注意点についてうかがいました。また後半では、冬ランの防寒対策にぴったりの機能性インナーウエアも紹介していきます。
平塚 潤(ひらつか・じゅん)
1969年、茨城県生まれ。日本体育大学からヱスビー食品陸上部に進み、駅伝・長距離で活躍。93年、世界陸上10000m日本代表。翌94年のアジア大会では10000m銀メダルを獲得した。2001年、城西大学駅伝部監督。わずか3年でチームを箱根駅伝出場に導く。現在、城西大学経営学部准教授として教鞭をとりながら、市民ランナーの指導を行う。年齢別フルマラソン日本記録<50歳 2時間28分18秒(東京マラソン2019)>保持者。

冬ランは、トレーニング前の「準備」が大切

冬場のランニングには、「準備」がとても大切。夏と同じようにいきなり走り出してしまうと、故障につながることがあります。ポイント練習など強度の高いメニューに取り組むときには、とくに準備に時間をかけましょう。

まず実践してほしいのが、外へ出る前にストレッチを行うこと。股関節まわりなどを重点的に伸ばしましょう。テレワークなどでパソコンに向かっていることが多い方は特に、上半身が固まってしまっていることが多い傾向にあります。肩甲骨をまわしたり、手を後ろに組んで前屈したりして、ほぐすのが良いでしょう。

もうひとつは、筋肉の温度をきちんと上げてからメニューに取り組むこと。まず数km、動的ストレッチを入れながらジョグをするのがおすすめです。もも上げ、キックアップ(かかとがお尻に当たるように蹴り上げる動作)などを挟みながらウォーミングアップすることで、脚の可動域も広がります。

脱水に注意!冬こそ意識して給水を

盲点になりやすいのが「脱水」。冬は汗をかきづらく、水分補給に意識が向きづらくなります。
しかし、冬に晴れた日が続くと空気が乾燥し、皮膚や呼気などから水分が奪われやすくなります。この季節こそ、水分を意識して補給することが重要です。

走り出す前の水分補給は必須。冷たくて摂取しにくければ、常温のものを飲むなど、工夫してみましょう。距離や時間が長くなる場合は途中で給水できるようにしたいものです。水道がある公園を入れた周回コースで走るようにしたり、コンビニなどに立ち寄って水を調達するのも一案です。交通系ICカードなどの電子マネーを携帯すれば、荷物にならず便利ですよ。

冷えで失速!? インナーを活用した防寒対策でパフォーマンスアップ

防寒も重要です。私自身、冬のレースで体温がなかなか上がらず、後半失速してしまうという苦い経験がありました。冷えがあると、きちんと腕振りができなくなったり、股関節が固くなったりします。本来の走りができなくなるばかりか、集中力が薄れてトレーニング効果が減り、疲労もたまりやすくなってしまいます。

市民ランナーのみなさんの服装を見ていると、「ランパンとTシャツ」など、冬でも極端に薄着の方が多いように思います。熱を奪われやすい「お腹」と「手先」、そして「大腿」をしっかり温める服装でトレーニングすることが大切です。

一方、「厚手のウインドブレーカーにネックウォーマー」など、着込みすぎているランナーも見受けられます。走り始めるときは良いのですが、身体が温まって汗が出ても蒸発せず、ウエアが濡れた状態になります。「汗冷え」を引き起こし、体温が一気に下がってしまうのです。

大事なのは、保温性が高く速乾性のあるインナーを上手に活用し、冷えを防ぎながら軽装で走ること。パフォーマンスを高め、冬場のトレーニングを成功に導くために、ぜひ実践していただきたいと思います。

+2℃の暖かさがずっと続く HEAT-X(ヒートクロス)で上手に防寒対策

    「HEAT-X(ヒートクロス)」は、
    汗などの水分を吸収すると熱を発する、
    吸湿発熱素材。
    生地が+2℃発熱するため、
    着ている間ずっと暖かさが持続するのが特徴です。

Runner’s Voice

平塚さんには、ハイネックの長袖、ロングタイツを着用いただきました。
「トップスはハイネックになっていて、首元からの冷えを防いでくれます。吸湿発熱機能があり、体温を逃さない素材なので、温かさをキープできるのも良い点ですね。また、ピタッとしすぎない着用感で動きやすく、ストレスなくトレーニングできます(平塚さん)」
ヒートクロス ボディアレンジ ハイネック長袖
ヒートクロス ボディアレンジ ロングタイツ

風が強い日や河川敷でのランニングに 防風素材WIND-X(ウィンドクロス)

    風を通さない布帛(ふはく)素材と、伸縮性があり動きやすいニット素材のいいとこ取りをした防風機能素材「WIND-X(ウィンドクロス)」。冷たい風の侵入を防ぎ、保温性を高めながら、ストレスのない快適な動きを実現しました。

Runner’s Voice

平塚さんには、長袖クルーシャツとロングタイツを着用していただきました。
「タイツは体温が逃げやすい大腿の部分が二重になっていて、しっかり冷えを防いでくれます。股関節がきちんと動き、脚さばきが良くなることを実感しました。トップスは裏起毛になっていて、冷えやすいお腹の保温もばっちり。サポート性がある素材なので安心感がありますし、何より非常に快適です。(平塚さん)」
WXBA長袖クルーシャツ
WXBAロングタイツ

HEAT-X (ヒートクロス)

更新日: 2023/07/20