富士山は、2020年夏、全ての登下山道が閉鎖となっているため、登山できません。 下記内容は登山解禁時の内容となりますのでご了承ください。
7月上旬の山開きで富士登山シーズンが幕を開け、 山小屋や富士登山用のバス便などもいっせいに営業を開始します。 ただし、残雪量が多い年は登山道の状況などにより一般登山者の登山が禁止される場合もあります。 一般的な富士登山シーズンは夏休み期間(7月下旬~8月末)に集中し、8月末をもって山じまいとなります。
山開き時期が梅雨と重なる為、前線や台風の動きなどに充分に注意が必要。 富士山の悪天は想像を越えて、激しく恐ろしい。天候悪化が早く、その回復が遅いのが特徴。 下界がどんよりと曇っていても、五合目以上は雲海の上なので、大快晴という場合もあります。 そのため、最悪のことを考えた<装備>をしておくべきです。 日中は半袖・短パンで登れても、山頂の朝晩は首都圏の冬くらいに冷え込む。 富士山頂では平地と比べて20度以上も低くなり、御来光を拝むのであれば冬山を想定した防寒準備が必要。
天候は急変します。必ず雨具は持参してください。 登山道は森林限界を超えているので、雨風は直接体にあたります。 下方から上方へ雨が吹き上げることも多い為、Gore-Texなど防水透湿性に優れている上下セットのものがおすすめです。 防寒着にもなります。
天候は急変します。必ず雨具は持参してください。 登山道は森林限界を超えているので、雨風は直接体にあたります。 下方から上方へ雨が吹き上げることも多い為、Gore-Texなど防水透湿性に優れている上下セットのものがおすすめです。 防寒着にもなります。
軽量系ダウン、重ね着のコーディネイトとして、ミドラー+フリース+ダウン+レインジャケット。 特にダウンはレインジャケットと併用で効果的。
肌寒い時は軽くてコンパクトな吸汗速乾機能がついたシャツがおすすめ。日焼け対策にもなります。
吸汗速乾機能の付いたアンダーやカットソーが必要。 汗を発散し、汗冷えを防ぐので快適に過ごせます。
体力に自信のない方は、機能タイツの筋肉保護機能を活かした登山が可能です。翌日に残る疲労(筋肉痛、関節痛等)も軽減できます。
吸汗速乾性の高い素材を使用したものがおすすめです。 厚手のウール素材がおすすめ。
ストレッチ性があり速乾素材を使用したものがおすすめです。 ジーパンなど綿素材は、濡れると重く乾きも悪い為、避けるのが賢明。
標高により気温が変化する富士山では、軽くて暖かいフリースを用意しましょう。
紫外線が強烈な富士山では帽子、ハットを必ず着用。 風も強いため、ひも付きタイプがおすすめ。
Gore-Texなど防水透湿素材を使用したものを着用してください。 足首の捻挫と砂利の浸入を防ぐ為に、ハイカットのものがおすすめです。
30〜40リットルがおすすめ。 必ずフィッティングを行い自分の体に合ったものを選んで。
ズボンと靴の間からの雨・小石が入るのを防ぎます。吉田口や富士宮口・砂走りを下る須走口・御殿場口への下山には必需品。
けがを防ぐためにもストレッチ性に優れたグローブの用意を。 雨天時には、防水性に優れたレイングローブの着用を。
御来光(日の出)を山頂で拝むには夜間登山をすることになります。 夜道の足元を照らす為に、両手が空くヘッドランプがおすすめ。
ザックは完全防水ではありません。 雨天時はカバーをかけて、ザック本体の濡れを抑えましょう。
膝や腰の負担を大幅に減らすことが可能です。 衝撃吸収タイプもあり。
コンパクトで何かと重宝。
一人1~1.5リットル位は水分が必要です。 歩きながらでも飲めるハイドレーションシステムがおすすめ。
高山病の予防にも、酸素缶の携帯がおすすめ。 ほとんどの山小屋で販売していますが値段は高めです。
強い紫外線対策には、アームカバーがおすすめ。
ザックカバーの防水性は100%ではありません。濡れてしまったもの、濡らしたくないものは防水のスタッフバッグに入れてザックへ収納。
歩きながら食べられるものがおすすめです。 バテ防止には甘いものが効果大です。
光や熱を反射するので、寒さ対策として備えておきたいアイテム。 ザック内にコンパクトに収納できる!
山の強い紫外線から目を守るためにもサングラスの着用がおすすめ。
女性は特に日焼け止めは欠かさず装備。紫外線は、1000m上がるごとに10%UP。富士山の頂上では地上の約40%UPの紫外線!
水に溶かすパウダーや、瞬時にエネルギーやクエン酸の補給ができるゼリーがおすすめ。
お財布を持っていくのはかさばるのでNG。 トイレはおつりが出ないので、100円玉を多めに持っていくと◎
芯を抜き、潰して持っていきましょう。 トイレはもちろん食器を拭いたりと用途はさまざまです。
常備内服薬・絆創膏・ポイズンリムーバー・虫除けなどもあると、いざという時安心です。
山は気温が変わりやすく携帯など電化製品のバッテリー消耗が早い。携帯電話は電源を切るか、モバイルバッテリーを持参するのがおすすめ。
お茶やコーヒーも飲める。
富士山は砂埃がとても多く、特に下山の際にはマスクやバンダナでガード。