これらのシューズにはそれぞれに特徴があります。 まずは自分の目的にあったシューズを選ぶようにしましょう。
山歩きでは、濡れた地面を歩くことや雷雨や夕立など 天候の変化で濡れることが少なくありません。 そのため、防水性のしっかりしたゴアテックス素材のシューズがおすすめです。
柔らかすぎると硬めのものと比べて安定性が落ちます。 樹林帯など平らな道を歩く場合は靴底の柔らかいもの、 岩場など足下の不安定な場所を歩く場合は 靴底の硬いものというように行き先によって選びましょう。
ゴアテックス(防水透湿性素材) 耐久性に優れた防水性で 高度の透湿性を同時に実現。 高温多湿な環境下でも くつの内部環境を適切に調整。
ヴィブラムソール 山地や岩場でのグリップ性、 衝撃を和らげる弾力性や、 耐摩耗性に優れている。
目的に合わせたシューズを決めたら次はフィッティングです。 シューズは小さすぎても大きすぎても×。 正しいフィッティングで最適なシューズ選びをしましょう。
実際に登山用のソックスを履いた状態で試しましょう。
ひもをゆるめてつま先を前につけます。
そのままの状態で膝を軽く曲げ、 かかとに指が一本入るくらいが目安。
そのままかかと寄りに足を動かし、 つま先に空間を作ります。 そして、つま先の方からフィットするように 調節しながら紐を締めていきます。
両足を履いて、 ひもを緩めた状態で歩き回ります。 上り坂や下り坂も試して、 足幅や甲の高さ、指先、くるぶしなど、 当たるところがないかをチェック。
実際に使用する際は、登りと下りでひもの締め方を変えると 足への負担をやわらげられます。
登り 足首部をややゆるめて、 足首を動かしやすくします。
下り 足首部をややきつくし、 つま先にゆとりを確保します。