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DRY PLUS インタビュー DRY PLUS インタビュー

山を走る、爽快感がたまらない。永田隼也が語るマウンテンバイクの魅力

スーパースポーツゼビオが展開している快適ドライ素材「DRY PLUS」。独自の機能と構造により、素早く水分を吸い取り発散。毛細管現象を促す構造によって、湿気を衣服の外に排出し蒸発させ、衣服内を快適な状態に保ちます。

今回は、マウンテンバイク選手の永田隼也(ながた・じゅんや)さんにDRY PLUSを体験していただきました。中高時代から数々の大会で優勝し、16歳でダウンヒル国内シリーズ戦Jシリーズの最高峰であるエリートクラスに当時最年少で昇格。高校3年時には海外チームに移籍しており、今や日本のマウンテンバイク界を代表する選手です。

マウンテンバイクのメインシーズンは、夏。国によっては45度を超える中、暑さ対策を工夫しながらレースに挑む必要があります。永田さんへ、パフォーマンスを整える上で意識していることやこれまでの競技経験、マウンテンバイクの魅力について伺いました。

海外との差に悩みながらも吹っ切れた若手時代

永田さんがマウンテンバイクを始めたきっかけを教えてください。

小さい頃から乗り物が大好きでした。子どもが自分で運転できる乗り物は、自転車が最初ですよね。それで普通の自転車に乗り始めて、階段を降りたりして遊んでいる中で、自転車にもマウンテンバイクという種類があることを知って、のめり込んでいきました。
マウンテンバイクにのめり込むきっかけは、近くの山に自転車で連れて行ってもらったことでした。「山の中を、自転車でこんなふうに走れるのか」と感動した記憶があります。開放感というか、自由に動ける爽快感がありました。徒歩で山の中を歩く機会はありましたが、自転車で走ることはありませんでしたから。

その後、スポーツとしてのマウンテンバイクの世界に入り、数々の大会で結果を残されています。その間、ずっと楽しかったのか、それとも何か苦悩があったのか、どちらでしょうか?

高校生まではひたすら楽しんでいました。特に悩みはなく、とにかく乗ることに没頭していました。結果すらあまり気にしていなくて、自分の走りをステップアップさせていくことに熱中して、あとから結果がついてきた感じです。
しかし高校3年生から海外に住んで現地のチームに入り、外国人選手たちのレベルの高さやコースのハードさを突きつけられました。国内では結果を残してきてそれなりの自信があったのですが、世界トップクラスの舞台に高校3年生で放り込まれて、やはり苦戦しましたね。

もっとも差を感じたのはどのような部分でしたか?

コースがもっとも大きかったです。サイズ感も違えば、ジャンプの規模も違います。日本では10mのジャンプが名所と言われますが、欧州では25mを超えるジャンプが当たり前にあり、チームメイトから「これくらい飛んだことないのか?」と言われるくらいです。
またライダーたちも乗り方が豪快なので、コースの土がかなり荒れるんですよね。本番のレースでは大きい穴が空いていたりします。とにかく規模感が大きいので、お客さんも見ていて楽しいんでしょうね。毎試合2~3万人入り、完全にエンターテインメントとして成り立っています。山中のレースならモニターで中継もあり、ゴールだけでなく過程もすべて見ることができ、レースの中で起きるドラマを提供できます。
また個人的にも、当時はそもそも海外に1人で行ったこともなかったので、現地のチームに所属して「ここに集合」と言われ、1人で行き方を調べてと、いきなり環境が激変しました。まだ高校生だったこともあり、心身ともに準備しきれていなかったと思います。チーム内ではスペイン語と英語が入り混じるような感じで、何を話しているかわからず……正直ホームシックになりかけていました。それでもなんとか順応して、徐々にチームに馴染んでいきました。
逆に、帰国してから日本の環境の悪さに直面し、また別の悩みに直面しました。自分が本当に走りたいコースは海外で、チームメイトやライバルも海外の選手たちだと思い込んでいました。競技レベルも全く違いますし、何より欧州は自転車文化が深く根付いているので、マウンテンバイクの選手というだけで知名度があります。でもそれを割り切って国内のチームでやると決めて、そこから悩みは吹っ切れましたね。

山に登ってから自転車で下る「エンデューロ」

仕事と競技の両立についてもお聞かせください。現在永田さんは、社会人として働きながら、マウンテンバイク選手として活躍されています。普段はどういった生活をされているのでしょうか?

冬場はオフシーズンなのでロード系のトレーニングを増やします。4月からマウンテンバイクのシーズンになります。週末のレースに合わせてスケジュールを組み、週3、4回はトレーニングしますが、自分のコンディション次第で回数は増減します。あまりかっちり決めすぎると、スケジュールに追われて疲れてしまうので、かなり自分に甘くトレーニングしています(笑)。ただ1週間全く自転車に乗らない、ということはありません。

競技に専念できていた学生時代と、働きながら競技を続けている現在とで、自転車への向き合い方が変わった部分はありますか?

スケジュールのやりくりが一番大変で、社会人1~2年目のころは体調が悪かろうが天気が悪かろうが、決めた日に自転車に乗っていました。そこからだんだんと自分の体や時間と相談できるようになってきて、今はあまり無理をしない形に落ち着いています。疲れが溜まっていたり集中力がなかったりする日にトレーニングしても、効果は薄いんですよね。逆に、調子がいい日には予定時間をオーバーしてでもとことんトレーニングします。
現在僕がメインで取り組んでいる競技が「エンデューロ」という種目です。自分で山に登って自転車で降りてくる、という種目ですね。長時間のレースになるので、持久力が必須です。大会の記録になるのは下りのタイムだけなのですが、登りで体力を奪われてしまうと下りの走りも集中力を欠いてしまい、いいタイムになりません。登りでいかに体力を温存して、下りで勝負するか、というマネジメントが必要です。
僕は下りスタートの20分前に集合場所にいることが多いです。中にはもっと前から登っている選手も、もっとギリギリに登る選手もいます。レースによっては20kmほど山を登ってから走るレースもあるので、事前にマップを見てどれくらいの時間に出発すればちょうど良い時間に集合できるのかを計算して登ります。そうした駆け引きもエンデューロの魅力です。海外の選手は体力もパワーもすごくて、平気で20km登って全力で下る選手がほとんどです。

マウンテンバイク、ロードバイクの魅力や見てほしいポイントはなんですか?

「マウンテンバイク=危ない」というイメージを持っている方が多いのですが、ハードなコースをいきなり走るわけではなく、緩やかな道をゆっくりと走って楽しむ方法もあります。そうやって自然と一体になれるのがマウンテンバイクなので、まずは体験してほしいなと思います。自転車で自然の中を走る気持ちよさを知って、軽くサイクリングして、というところから入ってもいいんですよね。山の中に行くだけでも楽しいので、まずは乗ってほしいのが一番です。
レースを見ている人には、レースならではの「そんなコースを自転車で走るの!?」という驚きやハラハラ感を楽しんでもらって、そのうち自分でも走ってみようかな、という気持ちになってもらえたら嬉しいです。

重くなったり体に張り付いたりする不快感がない

夏にパフォーマンスを上げるために意識することはありますか?

基本的にレースがあるのは夏なので、暑さ対策が必要です。水を飲むことは日頃から意識していて、1日2リットルは最低限です。それと、より汗が出るトレーニングも心がけています。国によっては45度を超える中で走ることもあるので、環境に順応するためにあえて暑い夏の真昼に走ってトレーニングすることもあります。

それだけ汗が出るとウェアにもこだわりがあるのでしょうか?

インドアトレーニングをすることもあるんですよね。インドアなのでエアコンが効いて涼しいのですが、トレーニングで追い込めば当然汗も出ます。その汗がエアコンで冷えてしまうと体の負担になるので、ウェアは速乾吸収のものを選び、体の温度を保つことを意識しています。

実際のレースではプロテクターの上に競技用のウェアを着るので、インナーと合わせると意外と厚着です。走っている最中は風に吹かれるのでいいのですが、エンデューロの登りはなかなかの過酷です。暑さ対策はいろいろな工夫が必要ですね。
DRY PLUSは、汗をすごく吸ってくれて、吸っても重くならずに自然な着心地なので、とても走りやすかったです。速乾吸収の素材はテロテロしているものが多く、汗を吸って重くなったり体に張り付いたりしてしまうのがあまり好きではないのですが、このウェアはしっかりした生地なのでそういった不快感はなく、一枚だけで十分でした。ぜひチェックしてみていただきたいです!

永田さんに着用いただいた商品は、スポーツテクノロジーから生まれた、快適ドライ素材「DRY PLUS(ドライプラス)」という素材が使われています。
ドライプラスの持つ独自の機能と構造により素早く水分を吸い取り、発散させ、湿気を衣服の外に排出し蒸発させます。この優れた換気システムにより衣服内の湿度と外気がいつも循環しており、発汗しても衣服内を快適な状態に保ちます。

更新日: 2025/05/23