標高1,280mの温泉旅館周辺は、パウダースノーが楽しめます。旅館から徒歩圏内に4つのおすすめコースがあり、いずれも2時間程度で回れます。宿泊者向けのガイドツアーもありますので、安心して雪遊びを楽しめます。

旭岳ロープウェイで姿見駅まで登れば、大雪山の雄大な景色を満喫できます。森林限界を超えた広大な大雪原をスノーシューで歩きながら、2,000級の山々を眺めれば、感動すること間違いなしです。また、噴煙を間近に見る迫力も忘れられない体験になるでしょう。

札幌の中心部にある藻岩山は、冬でも多くの登山客で賑わいます。登山道はしっかり踏み固められているので、軽アイゼンがあれば安心です。十分な雪が積もった冬山を、ロープウェイやケーブルカーで気軽に楽しむことができます。

函館山は、函館市街地を一望できる人気の観光スポットです。ロープウェイで山頂まで登ることもできますが、登山道も整備されており、初心者でも気軽に登ることができます。特に人気なのは、水元山と合わせて登るコースと、13ピークを踏破するコースです。

蔵王山は、冬になると樹氷が咲き誇る日本三大樹氷の一つです。蔵王山の樹氷は「スノーモンスター」と呼ばれ、木々の原型がなくなるほど大きく成長します。スノーモンスターが立ち並ぶ姿は、まるで異世界に迷い込んだかのような幻想的な光景です。 樹氷を鑑賞できるエリアまでは、ロープウェイで登ることができます。

山形県の中央部にある月山は、特別豪雪地帯に位置するため、豊かな雪景色が楽しめます。月山山麓でのスノーシューハイクでは、ブナ林の原生林を歩くことができ、雪に覆われた木々の美しさや、静寂に包まれた山の空気を満喫できます。

日本百名山「西吾妻山」の麓に広がる天元台高原。標高1,350mのフィールドでは、ふわふわのパウダースノーを満喫できます。また、山形の五名峰と米沢盆地を一望する絶景は、まさに圧巻です。

1888年の磐梯山大噴火で形成された、標高800mの裏磐梯高原。五色沼の森は、噴火後に植林で再生された、樹齢500年を超えるブナの老木が鎮座し、原始の森を体感できます。

標高1,500mの湯元周辺は、スノーシューコースも整備されており、初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースが揃っています。明るい広葉樹の森や静謐な針葉樹の森を散策したり、凍結した湖や氷瀑を探検したり、自分のレベルや好みに合わせて、奥日光の自然を満喫しましょう。スキーやスノーボードの後は、温泉で旅の疲れを癒すのもおすすめです。

群馬県沼田市と前橋市の境に位置する赤城山は、黒檜山を主峰とする日本百名山です。本格的な雪山入門におすすめの山で、長七郎山と地蔵岳を縦走するコースは、登山者も少なく、静かな深雪歩きと美しい展望を楽しむことができます。さらに、小沼が結氷していれば湖上歩きも楽しめます。

草津は、群馬県内でも積雪量が多いエリアで、スノーシューで雪山を散策するのに最適です。草津温泉スキー場のゲレンデ内には、初心者から上級者まで楽しめるスノーシューコースが整備されています。雪山散策を楽しんだ後は、草津温泉で疲れを癒しましょう。

雪山登山のメッカとして知られる日本百名山・谷川岳。初心者は、山頂を目指すのではなく、標高差1,100mで日本三大岩場のひとつ・一ノ倉沢を目指すコースがおすすめです。アップダウンが少なく、危険なところもないので、初めてのスノーシューハイクにぴったりです。

甲斐駒ヶ岳から北に延びる山稜の末端近くに位置する入笠山は、標高1955mの比較的低山ながら、なだらかな山容と豊かな自然が魅力のハイキングコースです。山頂からは、釜無川の谷を隔てて連なる八ヶ岳や南・中央・北アルプス、御嶽山、奥秩父、富士山など、日本を代表する山々を一望することができます。

標高2000m前後の広大な雪原台地が広がる美ヶ原は、北アルプスの山並みや美ヶ原の塔の姿を望むことができる、初心者から上級者まで楽しめる人気の観光スポットです。標高差が少ないため、初心者でも気軽に登山を楽しむことができます。ただし、目印が少なく道迷いしやすいので、事前にしっかりと計画を立ててから登山しましょう。

初心者登山におすすめな日本百名山の一つ「大菩薩嶺」は、標高2,057mの独立峰です。冬季は積雪量が多く、アイスバーンや雪崩の危険があるため、アイゼンの携行は必須です。天気が良ければ、大菩薩峠から大菩薩嶺へと伸びる稜線から、富士山や南アルプス、奥秩父の山々を360度一望することができます。

八ヶ岳は、標高2,899mの赤岳を最高峰とする、山梨県と長野県にまたがる火山群です。豊かな自然と四季折々の美しい景色が魅力で、登山・トレッキング、スノーシュー・スノートレッキングなど、一年を通して多くの人々が訪れます。八ヶ岳は全国的にみても晴天率が高く、青い空の下から富士山や日本アルプスなどの山々を眺めることができます。特に、赤岳頂上からは、富士山、八ヶ岳、日本アルプスの三大山系を一望できる、絶景スポットとして知られています。

福井県唯一の日本百名山である荒島岳は、白山の南に位置する標高1,500mの山です。初夏や秋の紅葉時期に登るのも人気ですが、雪山経験者であれば冬の登山もおすすめです。ブナ林の雪景色に加え、山頂からは360度の大パノラマが広がり、天気の良い日には雪を纏った白山、乗鞍岳、槍ヶ岳、御嶽山、木曽駒ヶ岳などの名峰を一望することができます。

富山県立山町にある尖山は、その名の通り、鋭く尖った山容が特徴的な、標高559mの低山です。独立峰で、どこから見ても美しい円錐形をしており、山頂からは立山連峰や富山平野を一望することができます。冬は雪深くなり、手軽にスノーハイクを楽しむことができます。

石川県白山市と福井県勝山市にまたがる取立山は、冬は山スキーやボード、冬の日帰り登山を楽しむことができる、登山愛好家に人気の山です。標高1,000m付近まで登ると、雪を纏った大日山や荒島岳の雄大な山容を間近に臨むことができます。また、頂上からは白山の迫力ある姿を目の当たりにすることができます。

滋賀県甲賀市にある綿向山は、独立峰のような姿で鈴鹿山脈に属する山です。同山系の中でも積雪量が多く、霧氷の山として人気があります。山頂からは谷を隔てて純白の雨乞岳などの展望が広がり、雪山入門コースながら本格的な雪山の景色を存分に味わうことができます。また、市街地からのアクセスも良好で、日帰り登山におすすめです。

比良山系は、滋賀県と京都府にまたがる、標高1000m前後の山並みです。山頂からは、日本最大の湖である琵琶湖の雄大な姿を360度一望することができます。また、隣接する京都北山には、関西の秘境と言われる芦生生杉原生林があります。

滋賀県、三重県、奈良県の県境に位置する三峰山は、標高1,235mの高見山地の名峰です。例年1月から3月にかけて開催される霧氷まつりは冬の登山の楽しみを満喫できる人気イベントです。標高差が比較的少ないため、初心者でも安心して登頂できます。山頂からは、八丁平の開放感あふれる景観を360度一望することができます。

鳥取県を代表する名峰「大山」は、標高1,729mの独立峰です。日本海側に位置しているため、積雪量が多く、天候が崩れると吹雪や雪崩などの危険があります。天候によっては道迷いの可能性もあるため、雪山の経験を積んだ後に、必ず雪山の経験豊富なガイド同行で登るようにしましょう。