道具を揃えよう!
STEP 1-1
道具紹介
基本道具
これだけあれば滑れる!
スノーボードの基本アイテム
板
INDEX
板の長さの選び方
基準は「アゴ?鼻の高さ」
板を床に立てたとき、アゴから鼻の高さにくる長さが基本の目安です。
計算はカンタン！
身長から 15?20cm引いたサイズ が基準です。
例）160cm → 145?140cm
板の硬さの選び方
柔らかめ（ソフトフレックス）
初心者・
グラトリ派に
おすすめ！
・扱いやすく操作が軽い
・低速でもコントロールしやすい
※ただしスピードを出すと安定感は弱め
中間（ミディアムフレックス）
オール
ラウンドに
滑りたい人
向け！
・操作性と安定感のバランス型
・ゲレンデ全般で楽しめる万能タイプ
※突出はしないけど安心感あり
硬め（ハードフレックス）
スピード・
フリーライド・
上級者に
最適！
・高速でもブレない安定感
・反発力が強くカービング◎
※初心者には扱いが難しい
選び方の目安
POINT
・カタログにはフレックス表記（1?10段階など）あり！
・同じ硬さでも体重や脚力で感じ方が変わる
・迷ったら → 「やりたい滑り」をスタッフに伝えて相談
長さ × 硬さ を押さえれば、理想のライディングに一歩近づける！
板の形状の選び方
シェイプ
ディレクショナル(Directional)
特徴
ノーズ(進行方向に向いている前足側)が長く、テール(板の後ろ足側)が短い設計 ・安定性・直進性・浮力◎
初心者のフリーラン?パウダー派におすすめ
ツインチップ(True Twin)
特徴
ノーズ(進行方向に向いている前足側)とテール(板の後ろ足側)が対称 ・前後どちら向きでも違和感なく滑れる
グラトリ・パーク・トリック派に最強！
ディレクショナルツイン(Directional Twin)
特徴
見た目はツイン、スタンスはやや後ろ寄り ・安定性＋操作性のバランス型
フリーランもトリックも楽しみたい欲張り派に
板の反り
キャンバー（Camber）
特徴
中央が浮いた「W」形 ・反発力＆エッジグリップ抜群
カービング・スピード派に
ロッカー（Rocker）
特徴
ノーズ(進行方向に向いている前足側)とテール(板の後ろ足側)が浮いた「U」形 ・操作性◎、逆エッジしにくい
初心者やパウダー好きに
フラット(Flat)
特徴
中央がフラットで安定感◎ ・扱いやすく直進性あり
オールラウンド初心者にも安心
ダブルキャンバー(Double Camber)
特徴
中央が接地する「M」形 ・曲げやすくトリック向き
グラトリ・ジブ好きに
ハイブリッド(Hybrid)
特徴
キャンバー×ロッカーなどの複合型 ・操作性＋安定性をいいとこ取り
最近のオールマウンテンの主流
スタイル別おすすめ早見表
| スタイル | 長さ(身長?) | 硬さ | シェイプ | プロファイル |
|---|---|---|---|---|
| ゲレンデ中心 | -15cm | ミディアム | ディレクショナル | フラット / ロッカー |
| グラトリ・パーク | -20cm | ソフト | ツインチップ | ダブルキャンバー |
| カービング | -10～15cm | ハード | ディレクショナル | キャンバー |
| パウダー | 長め／太め | ミディアム～ハード | ディレクショナル | ロッカー / ハイブリッド |
| 万能派 | -15cm | ミディアム | ディレクショナルツイン | ハイブリッド |
ビンディング
INDEX
フィット感（サイズ・ブーツとの相性）
ビンディングはブーツのサイズに合わせて選ぶのが基本ブーツがきつすぎても緩すぎても操作性に影響する。
メーカーごとにサイズ目安が異なるので、必ず試着して確認しよう！
表記例
フレックス（硬さ）
板の硬さを合わせると滑りやすさがアップ
POINT
柔らかめ → 操作しやすく、グラトリ・バーク向き
中間 → オールラウンド向き
硬め → 高速カービング、フリーライド向き
板との互換性
ディスク互換性を確認（3穴 or 4穴）
板とビンディングが合わないと安全性や操作性に影響
滑りのスタイルに
合わせた選び方
| スタイル | おすすめフレックス | 特徴 |
|---|---|---|
| ゲレンデ中心 | ミディアム | 安定性重視、操作しやすい |
| グラトリ・パーク | 柔らかめ | トリックしやすく、軽快に動ける |
| カービング・フリーライド | 硬め | 高速域で安定、エッジ感覚も良い |
| パウダー | 中間～硬め | 浮力を活かしやすく操作性◎ |
まとめ
ブーツサイズに合ったフィット感を重視
板の硬さやスタイルに合ったフレックスを選ぶ
装着方式（ストラップ / ステップイン / フロー）で操作性をチェック
板との互換性を必ず確認
ブーツ
INDEX
サイズ（フィット感）
スノーボードブーツは フィット感が命！
実際に履いて動いてみることが一番大切！
POINT
・厚手のスノーボード用ソックスを履いた状態で試着
・つま先がブーツの内側に軽く触れる、もしくは 1?1.5cm程度の余裕がベスト
・ブーツをしっかり締めて膝を曲げ、つま先が強く当たらないか確認
・足幅や甲の高さにも注意し、自分の足に合うかどうかを必ずチェック
フレックス（硬さ）
柔らかめ
初心者・グラトリ向き、動きやすく疲れにくい
中間
オールラウンド向き、バランス型
硬め
カービング・高速滑走向き、反応が早く安定感◎
板やビンディングの硬さと合わせると一体感が出やすい！
レースシステム
（締め方の種類）
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 伝統的シューレース | 微調整しやすい、安定感◎ | 自分好みに細かく調整したい |
| クイックレース | 紐を引くだけで簡単固定 | 初心者や素早く着脱したい人 |
| BOAシステム | ダイヤルを回すだけ、均等に締まる | 最新派、ラクに確実に締めたい人 |
| デュアルBOA | 部位ごとに2つのダイヤルで調整 | フィット感にこだわりたい人 |
自分のスタイルに
合った選び方
ゲレンデ中心
中間フレックス＋BOA or クイックレース
グラトリ・パーク
柔らかめ＋シューレース or クイックレース
カービング・高速
硬め＋デュアルBOA
パウダー
中間?硬め＋しっかり固定できるタイプ
快適性も忘れずに！
・足首周りのホールド感
・インナーのクッション性
・防寒・防水性能
長時間履いても痛くならないか必ず確認！
まとめ
サイズ感はジャストより少しタイト
フレックスはスタイルとレベルに合わせる
レースシステムは好みと使いやすさで選ぶ
板・ビンディングとの相性も大事
ブーツ選びを妥協すると、足の痛みや疲れで滑りを楽しめなくなることも…
初めての1足は必ず試着＆店員さんに相談がおすすめ！