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ネーミング
Naming

商品名であるTRIONDAは、TRI(トリ)が開催国である3ヵ国を、ONDA(オンダ)がスペイン語で「波」を意味し、開催国を中心に世界に広がる喜びと高揚感の「波」を表現しています。

デザイン・カラーリング
Design, Coloring

開催国であるカナダ、メキシコ、アメリカの国旗からインスピレーションを受けており、赤いカエデの葉(カナダ)、緑の鷲(メキシコ)、青い星(アメリカ)が大胆に描かれています。
また、赤、緑、青の3ヵ国の国旗カラーがパネル中央で繋がっており、初めての3ヵ国共催を象徴しています。
さらには、FIFA ワールドカップトロフィーへのオマージュとしてゴールドの装飾が施されています。

『トリオンダ』テクノロジー
Technology

新形状パネルシェイプ

過去最小枚数・同一形状の4 枚パネルで構成されており、流れるようなパネルシェイプは商品名にも採用されているONDA(波)を表現しています。

表皮形状

開催国である3ヵ国のアイコン、カエデの葉(カナダ)、鷲(メキシコ)、星(アメリカ)がエンボス加工されており、4枚のパネルには意図的に深いディボス加工が施されています。これらの加工によりボールの飛行安定性を高めています。
また、エンボス加工は雨天時のボールのグリップ力を高め、パフォーマンス上の利点をもたらしています。

サーマルボンディング製法

熱接合技術により、縫い目の無い表皮構造を可能にしました。それにより、どこを蹴っても同一の反発力が生じ、正確なパスやシュートを実現することが可能となります。

アディダス コネクテッド ボール テクノロジーについて
adidas Connected Ball Technology

TRIONDAは、革新的なサイドマウントチップシステムという形で、アディダス コネクテッド ボール テクノロジーの最新進化版も搭載しています。
500Hz慣性計測ユニット(IMU)モーションセンサーチップは、サスペンションシステムで固定された中央搭載システムではなく、4つのパネルのうちの1つに特別に作られたレイヤー内に搭載されています。他の3つのパネルにカウンターウェイトを追加することで、飛行安定性とバランスが維持されます。

ボールの動きのあらゆる要素について前例のない洞察を提供するこの技術は、正確なボールデータをビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)システムにリアルタイムで送信します。このデータは選手の位置データとAIを組み合わせ、審判員によるオフサイド判定の迅速化に役立ちます。
KINEXON社との緊密な協力により開発されたアディダス コネクテッド ボール テクノロジーは、審判員がボールへの個々のタッチを識別するのにも役立ち、ハンドの可能性を含む特定のインシデント解決にかかる時間を短縮します。

※アディダス コネクテッド ボール テクノロジーは、販売用のボールには搭載されません。

ラインナップ

5号球

4号球

3号球

フットサル

ミニボール

FIFA ワールドカップ 歴代試合球

テルスター
TELSTAR

使用年代
1970年
使用大会
1970 FIFAワールドカップ
メキシコTM 公式試合球

ワールドカップを世界中の人々がテレビで観戦出来るようになった時代のスター(星)という意味からネーミング。
1960年代まで一般的だった12枚か18枚革の茶色のサッカーボールに対し、白黒の亀甲パターンのボールは選手、観客の視認性も高く、当時の白黒テレビでの映りが良かった。

テルスター
TELSTAR

使用年代
1974年
使用大会
1974 FIFAワールドカップ
ドイツTM 公式試合球

この大会のテルスターは、1970年のゴールドのブランドロゴを、新たに黒のブランドロゴに変えて登場しました。

タンゴ
TANGO

使用年代
1978年
使用大会
1978 FIFAワールドカップ
アルゼンチンTM 公式試合球

開催地であるアルゼンチンの音楽(舞踊)のタンゴをイメージしたデザイン。タンゴデザインにより、アディダスは歴史的なフットボールのデザインを創造し、新たな革命を起こしました。

タンゴ・エスパーニャ
TANGO ESPANA

使用年代
1982年
使用大会
1982 FIFAワールドカップ
スペインTM 公式試合球

天然皮革を素材としながらも、防水性を備えた革新的な密閉式縫い目を特長としています。

アステカ
AZTECA

使用年代
1986年
使用大会
1986 FIFAワールドカップ
メキシコTM 公式試合球

FIFA ワールドカップで最初の人工皮革製試合球。これにより本革(牛革)と比較し、耐久性を向上するとともに吸水性を抑える事が可能になりました。デザインは古代アステカ文明の歴史を表現しています。

エトルスコ・ユニコ
ETRUSCO UNICO

使用年代
1990年
使用大会
1990 FIFAワールドカップ
イタリアTM 公式試合球

レイヤーに総合フォーム・システムとポリウレタンを使用した初の試合球。これにより優れた防水性を実現し、動きとスピードがさらに改善されました。デザインは古代文明エトルリアの歴史を表現しています。

クエストラ
QUESTRA

使用年代
1994年
使用大会
1994 FIFAワールドカップ
アメリカTM 公式試合球

宇宙を駆け巡る星をイメージさせる斬新なデザインは、蹴り出される瞬間のスピードを表現したもの。新しい総合フォームとハイテク・デザインを駆使することで、ボールのスピードを速め、よりソフトな感触を生み出しています。

トリコロール
TRICOLORE

使用年代
1998年
使用大会
1998 FIFAワールドカップ
フランスTM 公式試合球

ネーミングは、赤、青、白からなるフランス国旗に由来したもの。
そのデザインは、伝統的なフランスのシンボルである雄鶏と、近代フランスのシンボルである高速列車とタービンを融合しています。
グラスプリントとシンタクティックフォームという二つの新しいテクノロジーを採用しています。

フィーバーノヴァ
FEVERNOVA

使用年代
2002年
使用大会
2002 FIFAワールドカップ
韓国/日本TM 公式試合球

名称の「FEVER」はFIFA ワールドカップに注がれる世界中の人々の熱気を、「NOVA」は「新星」を意味。共催国である日韓両国にインスピレーションを得たデザインは、大会開催に向けられた両国の情熱や、近年の目覚しい技術革新を称えたもので、「TRIGON(トライゴン)」デザインと名付けられました。

+チームガイスト
+TEAMGEIST

使用年代
2006年
使用大会
2006 FIFAワールドカップ
ドイツTM 公式試合球

名称は「チームスピリット」が加わることで、より強くなれるという意味。革新的な14枚のパネル構造を採用し究極の球体を実現することで、より正確なコントロール性を追求。放射状ラインのグラフィックは躍動とエネルギーを象徴。「白」と「黒」は開催国ドイツ代表チームの伝統色、ファインゴールドはFIFAワールドカップのトロフィーにインスパイアされている。

ジャブラニ
JABULANI

使用年代
2010年
使用大会
2010 FIFAワールドカップ
南アフリカTM 公式試合球

アフリカ大陸初開催を祝福し、南アフリカ共和国の公用語で「祝杯」を名称として採用。8枚(2種類)の立体パネルを組み合わせることで、限りなく真球に近い球体を実現。デザインは、南アフリカ共和国の公用語の数とフットボールチームの選手数である「11」にインスパイアされたもの。南アフリカ共和国の伝統的なパターン模様」をモチーフにしている。

ブラズーカ
BRAZUCA

使用年代
2014年
使用大会
2014 FIFAワールドカップ
ブラジルTM 公式試合球

これまでの公式球の中で最小枚数である6枚のポリウレタン製パネルでできており、これまでにない十字形のパネルを採用することで、ゲームのスピードアップやボールの球形維持を向上。ブラズーカのボールテストには2年半が費やされ、世界トップレベルの選手によりテストされた。ブラジル伝統のWish Braceletsをモチーフにしたリボンデザインが特徴。

テルスター 18
TELSTAR 18

使用年代
2018年
使用大会
2018 FIFAワールドカップ
ロシアTM 公式試合球

『TELSTAR 18』は、1970 年メキシコ大会で初登場したアディダス史上初のFIFA ワールドカップ公式試合球である『TELSTAR(テルスター)』からインスピレーションを得ています。オリジナル版の名称は、“Star of Television”をコンセプトとしており、印象的な白黒のパネルデザインはテレビのモノクロ放送でもボールが目立つように設計されており、“ サッカーボール”のデザインを定義づけるものとなりました。『TELSTAR 18』のメタリックプリント技術を活用した正方形柄(ピクセル)が組み合わされたデザインはデジタル時代を象徴しており、スタジアムとストリートのいかなる場でもパフォーマンスに貢献する工夫が凝らされています。

アル・リフラ
AL RIHLA

使用年代
2022年
使用大会
2022 FIFAワールドカップ
カタールTM 公式試合球

「アル・リフラ」はアラビア語で「旅」。FIFAワールドカップ™開催地のカタールへの旅、同大会の決勝戦までの旅を意味しています。世界最大級のスポーツイベントであり、性別、年齢、人種やナショナリズムに関係なく、あらゆる人々が一体となって熱狂するFIFA ワ-ルドカップ™。この世界大会を通して、世界が一つになっていくことを願い、「世界をつなぐ旅が、ここからはじまる。」というコンセプトに込めました。FIFAワールドカップ™史上屈指の飛行速度を誇り、現代サッカーのスピーディな試合展開に対応するデザインとなっています。

トリオンダ
TRIONDA

使用年代
2026年
使用大会
2026 FIFAワールドカップ
カナダ/メキシコ/アメリカTM 公式試合球

TRIONDAは、TRI(トリ)が開催国であるカナダ、メキシコ、アメリカの3ヵ国を、ONDA(オンダ)がスペイン語で「波」を意味し、開催国を中心に世界に広がる喜びと高揚感の「波」を表現しています。
開催国の国旗からインスピレーションを受けたデザインで、赤いカエデの葉(カナダ)、緑の鷲(メキシコ)、青い星(アメリカ)が大胆に描かれています。また、赤、緑、青の3ヵ国の国旗カラーがパネル中央で繋がっており、初めての3ヵ国共催を象徴しています。
さらには、FIFAワールドカップトロフィーへのオマージュとしてゴールドの装飾が施されています。

更新日: 2025/12/05