バットは軟式野球をする上で欠かすことができない道具です。素材や長さ、重さなど様々な種類があります。今回は軟式野球のバットの選び方について、説明していきます。
素材によって、おもに3つの種類があります。プレースタイルや好みに合わせて自分に合った素材のバットを選びましょう。
球の衝撃が手に伝わりやすく、打球コントロールがしやすいのが特徴です。また、木目によって打球の飛距離や打感が変わってきます。
木製バットはこちらから
アルミ合金とジュラルミンの2種類があります。
打球の衝撃が手に伝わりにくいため、振り抜きやすく、飛距離が出やすいのが特徴です。また、金属の種類によって打球の飛距離や打感が変わってきます。
アルミ合金は、軽量でスウィングがしやすく初心者におすすめです。打球の飛距離は出にくい傾向にあります。
ジュラルミンはアルミ以上に軽くて丈夫です。反発性も高く打感が良いですが、アルミよりも値段が高いことが多いです。
金属製バットはこちらから
カーボンファイバーを主な素材として作られたバットです。カーボンファイバーは、高い強度と軽量さを兼ね備えた素材です。金属より軽く、しなりを利用して飛ばすことができます。デメリットは、人によっては打感が悪く感じられるかもしれません。
カーボンバット(少年)はこちらから
バットのバランスは、重心の位置によって分類されます。それぞれのバランスで向いているプレースタイルが変わってくるため、自分のプレースタイルに合わせてバランスを選びましょう。
※体感質量は、質量900gのバットの際の表記となります。バットのモデルにより若干異なる場合がございます。
遠心力により飛距離が出る。重量を感じて、スイング力がないと使いこなせない。パワーヒッターに向いている。体感質量は約940g。
降りやすく、バランスが良く打率を上げたい人におすすめ。ミドルヒッターに向いている。体感質量は約900g。
軽く感じて、バットコントロールがしやすい。その分飛距離が出にくい。アベレージヒッターに向いている。体感質量は約840g。
バット選びでは長さと重さも重要なポイントです。特に成長過程のジュニアにとっては、学年や身長に合わせたバット選びを心がける必要があります。ここからはジュニアのバット選びにとって重要な長さと重さについて、目安の表を交えながら紹介していきます。
バットの長さは、振り抜きやすさとコントロール性に関わります。長すぎると振り抜きにくくなり、短すぎるとコントロールが難しくなります。選ぶバットの長さの目安は、年齢や身長によって目安があります。
ポイントとしては、バットを立てて腰骨の高さになるものを選ぶというのもいいでしょう。
※個人差があるため、目安としてお使いください。
振り抜きやすさと打球の飛距離に関わります。重すぎると振り抜きにくくなり、軽すぎると打球の飛距離が出にくくなります。身長や年齢によっても目安があるので、参考にしてください。選ぶ際の基準としては、以下を目安にしてみましょう。
1. 右バッターは左手、左バッターは右手にバットを持つ
2. 腕を伸ばした状態でグリップエンド(バットの根本部分)を握る
3. 30秒間ほどその体勢を維持する
上記1〜3を行い、手や腕が震えずにバットを持つことができれば、それがちょうど良い重さのバットということになります。
野球バットはプレイヤーにとってなくてはならない道具です。自分の体格やプレイスタイルに合ったものを選ぶことで野球がもっと楽しくなります。新しいバットを手に入れて、野球の魅力を再発見してみませんか?