テニスラケットは、テニスをする上で非常に重要なアイテムです。そのため種類も豊富で選ぶのが楽しい反面、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ソフトテニスラケットの選び方について、6つのポイントから解説していきます。
ソフトテニスの陣形は、基本的にはベースライン付近でプレーする後衛と、ネット付近でプレーする前衛とに分かれます。それに合わせてラケットにも「後衛用」「前衛用」がありますので、それぞれのプレースタイルに合わせてラケット選びましょう。
後衛用は、コートのベースライン付近でストロークを中心にプレーします。そのため、重心が先端に寄り、ラケットのしなりを利かせて強いボールを打つことができます。また、フレームが長いため、ネット際のボールを打ちやすくなっています。
前衛用は、コートのネット付近でボレーやスマッシュを中心にプレーします。そのため、重心がグリップ側に寄り、ラケットの操作性が良く、素早いラケットワークに対応できます。また、フレームが短いため、ネット際に詰めてもラケットワークがしやすくなります。
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テニスラケットの重さは、フレームのみで200~290g程度となります。重いラケットは攻撃的な強いボールが打てますが、扱うには筋力が必要になります。軽いラケットは、操作性が良く、振り抜きやすいのが特徴で、初心者にもおすすめです。自分のレベルや筋力に合ったラケットを探してみましょう。
ラケットのフェイス面積とは、ラケット面の大きさのことを指します。単位は平方インチ(inch)で、85~100平方インチ程度のものが販売されています。
フェイス面積が大きいほど、スイートスポットが広くなり、ボールが拾いやすくなります。そのため初心者や前衛選手におすすめです。
フェイス面積が小さいほど、面のブレが抑えられ、ボールコントロールがしやすくなります。その分、スイートスポットが狭くなるため、しっかりとボールを当てられる中・上級者や後衛におすすめです。
テニスラケットを選ぶ際には、自分のレベルやプレースタイルに合ったフェイス面積のラケットを選ぶことが大切です。
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ラケットのバランスは、ラケットの重心がどこにあるかを表します。重心がグリップ寄りであれば「ヘッドライト」、先端寄りであれば「トップヘビー」と呼ばれます。
ヘッドライトは、重心が手元にあり、実際のラケット重量よりも軽く感じられます。操作性が良く、ボレーやスマッシュなどの前衛に向いています。
トップヘビーは、重心がラケットの先にあるため、パワーが出やすく強いボールを打つことができます。ストロークを中心とする後衛に向いています。
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グリップサイズは、ラケットのグリップの太さのことです。各メーカーにより種類が異なりますが、数字が大きくなるほど太くなります。手の大きさや感覚に左右されるため、自分に合ったグリップサイズを見つけることが大切です。別売りのグリップテープを巻いて、自分好みの太さに調整してみましょう。自身に合ったグリップサイズを見つけることで故障の抑制にもつながります。
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筋力がある人やスイングスピードが早い人は、薄いフレームの方が打球のコントロールしやすくなります。厚いフレームは、ラケット自体にパワーがあるため、楽にボールを飛ばしたい人は厚いフレームを選びましょう。自身のプレースタイルに応じて、フレームの厚さを選ぶのも効果的です。
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ソフトテニスラケットは、さまざまな種類が販売されています。自分に合ったラケットを選んで、より快適にテニスを楽しみましょう!!