テニスラケットは、テニスをする上で非常に重要なアイテムです。そのため種類も豊富で選ぶのが楽しい反面、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、テニスラケット(硬式)の選び方について、6つのポイントから解説していきます。
テニスラケットの重さは、フレームのみで270~320g程度となります。重ければ重いほどボールに打ち負けにくくなりますが、操作性が悪くなります。軽ければ軽いほど、操作性は向上しますが、速いボールや重いボールに打ち負けやすくなります。まずは、女性であれば270~285g、男性であれば285〜300gを目安に、自分の筋力に合ったラケットを探してみましょう。初心者の方で、ボールをラケットに当てる感覚を養いたい方は軽めのラケットから試すのもおすすめです。
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ラケットのフェイス面積とは、ラケット面の大きさのことを指します。単位は平方インチ(inch)で、90~120平方インチのものが販売されています。
フェイス面積が大きいほど、スイートスポットが広くなり、ボールが飛びやすくなります。少ない力で楽に飛ばせるため、初心者や非力なプレーヤーにおすすめです。100~110平方インチ程度のフェイス面積のラケットは、スイートスポットが広く、パワーも十分に出るため、初心者でも扱いやすく、上達をサポートしてくれます。
フェイス面積が小さいほど、スイートスポットが狭くなりボールの飛びが抑えられます。その分ボールをコントロールしやすくなるため、90~100平方インチのラケットは中・上級者におすすめです。
テニスラケットを選ぶ際には、自分のレベルやプレースタイルに合ったフェイス面積のラケットを選ぶことが大切です。
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ラケットのバランスは、ラケットの重心がどこにあるかで表されます。ラケットの総重量が軽いほどパワーを補うために重心をヘッド(先端)寄りに設計されるのが一般的です。
トップライト(300〜310mm)は、操作性が向上しますがパワーが出にくくなります。トップヘビー(330mm〜)は、パワーが出ますが扱うには筋力が必要になってきます。
テニスを初めてされる方には、ヘッドとグリップの重心が同じイーブンバランス(310〜330mm)のラケットがおすすめです。
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グリップサイズは、ラケットのグリップの太さのことです。グリップの規格は1〜4で、数字が大きくなるほど太くなります。手の大きさや感覚に左右されるため、一概には言えませんが、グリップサイズ2は万人向けのサイズです。基本的には元のグリップに別売りのグリップテープを巻くため、自分に合ったグリップサイズに調整してみましょう。自身に合ったグリップサイズを見つけることで故障の抑制にもつながります。
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フレームの厚さは、17~27mm程度です。
筋力がある人やスイングスピードが早い人は、薄いフレームの方が打球のコントロールしやすくなります。厚いフレームは、ラケット自体にパワーがあるため、楽にボールを飛ばしたい人は厚いフレームを選びましょう。自身のプレースタイルに応じて、フレームの厚さを選ぶのも効果的です。
ストリングパターンとは、ストリング(ガット)が張られている間隔のことです。ストリングパターンが細かいほど、コントロールがしやすくなり、ボールの飛びも抑えられます。ストリングパターンが粗いほど、ボールが飛びやすくスピンも掛かりやすいです。
自分のプレイスタイルに合わせて、好みのストリングパターンを見つけてみましょう。
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硬式テニスラケットは、さまざまな種類が販売されています。自分に合ったラケットを選んで、より快適にテニスを楽しみましょう!!