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スクワットはなぜ引き締め効果が高いのか?

運動不足の下半身をキュッと引き締めたい、ぽっこりお腹やたるんだヒップをどうにかしたいけど、スクワットはキツい運動のイメージが強くてできない…と思っていませんか。ここではそんな人にこそ試してもらいたい、体を引き締めるスクワットのコツを徹底紹介します。今までスクワットトレーニングに挑戦したことがなかった人も、やってみたけれど続かなかった人も、ぜひ参考にしてみてください。
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スクワットとは

スクワットというと、筋肉トレーニングでは?とイメージする人が多いかもしれません。スクワットを続けると、太ももが太くなるから…と躊躇してしまう人もいるでしょう。しかしボディビルダーのような筋肉質で太い足になるには私たちがしようとするスクワットだけでは到底なれません。今回ここで紹介するスクワット運動は、あくまでキレイに引き締まった下半身を手に入れるためのものですので、安心して取り組んでください。

ヒップアップ・太ももの引き締め

女性の多くが『年齢を重ねるごとにお尻のハリがなくなり、垂れてしまう』と感じています。そんな悩みも正しくスクワットを続けることですべて解決。大臀筋と大腿四頭筋を鍛えれば、自然とヒップアップそして太ももの引き締めにつなげられるのです。

成功させるコツは有酸素運動も取り入れて!

スクワットでのトレーニングを成功させるためには、有酸素運動をうまく取り入れましょう。スクワットの運動では基本的に下半身の筋肉を増やし、代謝を上げることができます。そこへ有酸素運動を取り入れることで脂肪燃焼をさらに高める事につながるのです。誰にでもできる有酸素運動には、ウォーキング、ジョギングそして水泳などがありますが、外に出る時間が取れない場合はラジオ体操やヨガ、踏み台昇降運動や縄跳びなどでも良いですのでどんどん取り入れましょう。

重要なのはお尻を突き出すこと

まずは基本のスクワットから見ていきましょう。

【動作】

1.足は肩幅よりやや広めに開く。
2.足のつま先はまっすぐよりもやや外に向ける。
3.お尻を真下に落とすイメージで、太ももが床と平行になるくらいまで膝を曲げる。
4.ゆっくりと元に戻る。

ポイント
お尻を突き出すようにしてかかとはつま先より前に出さないこと
空気の椅子に座るよに落とすと効きますよ

スクワットのバリエーション

基本のスクワットがマスターできたら、鍛えたい部位に合わせたスクワットも取り入れていきましょう。

ゴリラスクワット

【動作】

1.足を肩幅よりやや広く開き、つま先もやや外向きに立つ。
2.両手をゴリラのように体の前に垂らし、前傾姿勢を取る
3.太ももが床と水平になるまで腰を落とす。
4.下半身の力を使って元に戻る。(膝が伸びてしまわない程度まで戻しましょう)

【ポイント・注意点】

膝に負担がかからないよう、下半身全体を使ってスクワットしましょう。膝がつま先よりも前に出ないよう気をつけてください。

太ももの内側を集中的に引き締めワイドスクワット

太ももの内側を集中的に引き締めたい方にはワイドスクワットがおすすめです。

【動作】

1.足を大きく開き、つま先を膝が同じ方向を向くように立つ。
2.太ももが床と平行になるまで腰を落とす。
3.下半身の力を使って元に戻る。

【ポイント・注意点】

鼻からゆっくり大きく息を吸いながら腰を落として、またゆっくりと吐きながら体を戻すよう、呼吸にも意識しながら行いましょう。

太ももとふくらはぎを引き締めスクワット

太ももとふくらはぎを引き締めたいならスタンダードなスクワットを行いましょう。

【動作】

1.両手をまっすぐ前に伸ばす。
2.両足は開かず膝も閉じたまま、かかとを上げつま先立ちする。
3.膝の角度が90度になるまで腰を落とし、戻す。

【ポイント・注意点】

視線を1点に集中させスクワットをおこなうと、バランスが取りやすくグラつきを防いでくれます。

ぽっこりお腹と背中のお肉を解消スクワット

【動作】

1.足を肩幅よりも広めに開いて立つ。
2.両腕はまっすぐ前に伸ばす。
3.両腕を前から後ろへ引きながら腰を落とす。
4.下半身を使って体を元に戻しながら両腕を前に戻す。

【ポイント・注意点】

腕を動かす動作がプラスされているので意識が腕へ行きがちですが、呼吸は止まることがないよう注意しましょう。

ヒップアップにはブルガリアンスクワット

ヒップアップを目指すならブルガリアンスクワットがおすすめできます。

【動作】

1.膝くらいの高さの椅子または台に片足の甲を乗せる。
2.背筋を伸ばし床についている足を曲げ腰を落としていく。
3.床についている足を使って体を元に戻す。

【ポイント・注意点】

背筋をまっすぐ伸ばし、常に腹筋に力を入れた状態で行うのがポイントです。

スクワットには女性向けと男性向けがある?

こちらの記事内で紹介しているスクワットのほとんどが実は女性向けスクワットと呼ばれていて、女性が下半身を鍛えることで体が引き締まるフォームになっています。一方男性向けのスクワットとは、太ももをより太く、大きく見せるためのスクワットで、基本のフォームが変わってきます。

筋肉痛をやわらげる対処法

スクワットでは筋肉痛がつきものです。スクワットができないほどの筋肉痛の場合は回数を減らしてセット数を増やすなど、無理のないように調整しましょう。普段感じることのない痛みは確かにつらいですが、筋肉痛になるということはそれだけ筋肉へ負荷がかかり、良いトレーニングにつながっている証拠ですので、痛いからと諦めず次の対処法を取り入れながら乗り越えましょう!

対処法1.アイシングをする

筋肉に痛みがあるときには、冷やしてあげましょう。その際、氷などを直接肌に当ててしまうと凍傷になる危険性がありますので注意してください。まずはアイシングバッグを作ります。市販のアイシング用バッグまたは穴の空いていないしっかりとしたレジ袋などに氷を入れ、水を少し足します。痛みのある箇所にバッグを当てて冷やしますが、冷たすぎるのは良くないのでその場合は薄いタオルなどを1枚、バッグと肌との間に挟むと良いでしょう。肌の感覚がなくなりそうになったら1度肌から離し、感覚が戻ってきたら再度冷やす、を繰り返し、合計で15分〜20分程度冷やしてください。

対処法2.筋肉のコリをほぐす

スクワット後の筋肉は極度の緊張状態にあり縮んでしまっていますので、ほぐしながら伸ばしてあげましょう。血流を良くするためにも、お風呂上りに軽くストレッチをしながらマッサージをすると良いです。このとき、急激に伸ばしたり叩いたりすると返って筋肉にダメージを与えてしまうので注意してください。

対処法3.タンパク質やオメガ3系を補給する

スクワットによって使われた筋肉を修復し、また強くするためにはタンパク質とオメガ3系を補給しましょう。肉や魚、卵のような動物性タンパク質またはオメガ3を摂るのももちろん良いのですが、大豆やくるみなど植物性のものもバランス良くたくさん摂りましょう。食事から摂るのが難しい場合は、プロテインで上手に摂取することもできますので利用しましょう。

対処法4.睡眠をとる

スクワットを無理なく成功させるためには、睡眠をしっかり取るということが基本中の基本になります。しっかりと睡眠をとることで使い込んだ筋肉の修復も早まり、次の日のスクワットもスムーズに行えます。

編集部からヒトコト

成功率が高いと言われているスクワットについて紹介しました。上手く有酸素運動を取り入れながら正しいスクワットが継続できれば、ただたんに痩せられるだけでなくキュッと引き締まった下半身も同時に手に入れることができます。今までスクワットにキツいイメージしか持っていなかった人にこそ、是非この記事を参考にしてスクワットにチャレンジしてもらいたいと思います!
更新日: 2023/08/15