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ダイエットや美肌づくりになるホットヨガの良さを教えます!

テレビCMでも見かけることが増えヨガのいちジャンルとして定着したホットヨガ。特殊な環境で行うホットヨガならではの期待できる効果や行うにあたっての注意点など、ホットヨガのアレコレを詳しくご紹介していきます。
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ホットヨガとは?

アシュタンガヨガ、シヴァナンダヨガなどヨガの名前はそのまま流派を表すことが多いですが、ホットヨガはハタヨガから派生したヨガです。流派ではなくヨガを行う環境を指した言葉で、気温38〜40℃、湿度50〜60%程度の環境で行われるため、大量の発汗を伴うのが大きな特徴の女性に人気のヨガです。

ホットヨガと常温ヨガとの違いは?

ヨガを行う環境がまず一つ上げられます。常温ヨガは基本的には、季節にかかわらずスタジオ内が快適な気温・湿度に保たれています。ホットヨガは、先ほど説明したように、高い気温・湿度の環境で行われます。常温で行うヨガでは、その流派の考えに基づいて多少の違いはあるものの、ポーズ、呼吸、瞑想の3つの要素を重要視しています。ホットヨガも同様ですが、ストレス発散やリラクゼーション効果が、身体を温め汗をかくことでも期待されるという点が加わります。

ホットヨガをおすすめする理由

ホットヨガでは体を温めることで、通常のヨガでもよりも期待できます。

良さその1.基礎代謝がUP!

基礎代謝を上げるには、筋肉をつけること&体温を上げることが必要です。ホットヨガでは、運動をすることで血流が良くなる上に高い室温で行うことで体温が上がりやすくなる相乗効果が期待できます。
基礎代謝は生命を維持する上で最低限必要なエネルギーです。じっとしていても消費されるエネルギーとも言い換えられます。この基礎代謝が上がることで痩せやすい体になると考えられています。

良さその2.ストレス発散&ダイエットに!

基礎代謝アップに加えて、大量に汗をかいてスッキリすることでストレスの発散に繋がります。ストレスで暴飲暴食をしてしまうタイプの人には、ストレス発散という面からもダイエットにも良い運動です。また、ホットヨガは特殊な環境のため、レッスン前後の食事には自然と気を配るようになることも、ダイエットに繋がると言えます。

良さその3.むくみ・冷え性の改善

大量に汗をかくホットヨガは、むくみが改善したという声も多いです。冷え性は、自律神経の乱れや血行不良が原因であると言われています。ホットヨガでは血液の巡りや、ストレスにより交感神経が優位になりがちな自律神経のバランスを整えることができ、冷え性の改善のために行う方が多い運動のひとつです。

良さその4.運動不足・肩こりの解消

運動不足や肩こりは現代人の多くが抱えている問題です。ホットヨガは、比較的少ない運動量でもしっかり汗をかき、温かい室内で体を動かすため、体が硬い人でもしっかりと筋肉を伸ばしやすくなります。

良さその5.便秘の解消

忙しい生活のなかでは、意識していても水分を摂れていないことがあります。ホットヨガでは脱水予防のために沢山の水分を補給しますので、水分不足による便秘対策に最適と言われています。また、ヨガでは腹式呼吸を用いることが多いです。おへその下にある丹田という部分に意識を保つことで、胸式呼吸に比べお腹が動き、便秘の解消に繋がると考えられます。

ホットヨガは美肌にもなる? 3つのポイントを紹介

ストレス、睡眠不足、乾燥など肌荒れの原因は日常生活にも潜んでいます。ホットヨガではそんな肌荒れ多彩国もおすすめです。

美肌ポイント1.デトックス

デトックスとは、解毒(detoxification)という言葉の短縮形です。体の中の有害な物質や不要な物質を排出させることを意味します。ホットヨガ以外にもスポーツやサウナで大量に発汗することはありますが、この時の汗は汗腺から排出されたものでデトックス効果はあまりないと言われています。一方ホットヨガで流れる汗は皮脂腺からも排出されており、こちらはデトックス効果があると言えます。

美肌ポイント2.ターンオーバー

ターンオーバーとは表皮の新陳代謝、すなわち肌が生まれ変わる仕組みです。このターンオーバーが不規則になることで肌が荒れると言われています。汗を沢山かくことで肌の老廃物を流し、代謝を改善することで肌のターンオーバーを正常にする働きがあると言われています。

美肌ポイント3.発汗作用で本来の肌へ

一年中空調の効いた室内にいることが多く、汗をかかない人が増えています。人の体は使われない部分の働きが少しずつ衰えていくと言われており、汗腺も同様です。ホットヨガの発汗作用でたくさん汗をかくことで、汗腺の働きを活発にし、毛穴の汚れも一緒に流されることで、本来の肌へと導いてくれます。

ホットヨガでメンタル面の変化も!

ホットヨガは汗をかいてスッキリするだけではなく、瞑想・リラックスなどヨガ本来のメンタル面での変化もおすすめのポイントです。

おすすめポイント1.リラックスできる

ホットヨガを行う環境は、体が温まるため筋肉が柔らかくなり伸ばしやすくなると言われています。そのため、一つひとつのポーズが深まり、自律神経のバランスも整いやすくなることでリラックス効果があると言われています。また、ヨガで深い呼吸を意識して行うことも体の力を抜きリラックスに繋がっています。

おすすめポイント2.気分転換できる

仕事や育児など、日常生活は忙しさに追われがちです。忙しい中でも、じっくりと自分と向き合えるヨガの時間を持つことで気分転換になります。呼吸に合わせてポーズをとるうちに、肩の力も抜けて落ち着いた時間を過ごせます。

おすすめポイント3.穏やかに眠りにつける

体は疲れているのに、布団に入っても眠れない。睡眠時間は少なくないけれど日中強い眠気に襲われる。このような睡眠に関わる悩みを抱える人は多いそうです。睡眠不足の原因には、ストレス、運動不足、スマホやPCを長時間見ることなどが挙げられます。ホットヨガでは、呼吸を止めずに全身を動かすことで、程よい疲れを感じるとともに体の緊張も解け、夜間の深い眠りに繋げられると考えられます。

ダイエットなら週3~4回で1年取り組もう

短期間で行うダイエットは、食事制限により筋肉量も低下してしまい、健康の面でもおすすめできません。また、筋肉量が落ちることで基礎代謝も減り、リバウンドしやすい体質になってしまうとも言えます。ダイエットを目的とする場合は、週3〜4回しっかりと通ってポーズを深められるように体幹を鍛える意識も持つと良いでしょう。

継続期間は3カ月~1年

ダイエットがゴールではなく、あくまで綺麗になること、健康になることの手段であるという意識が大事です。そのため、1カ月程度の短いスパンで体重を落とすことだけにこだわるのではなく、3カ月〜1年行なっていきましょう。目標の体重になったら、少し通う頻度を減らしても良いですが、筋肉量や代謝の維持のためには、継続して通うことをおすすめします。長い期間のダイエットは、停滞期や飽きなどで続けることが難しい面もあります。そんな時は、ホットヨガでダイエットを成功させた人のブログを読んで気持ちを奮い立たせてみるのもおすすめです。

ホットヨガを考えた食事のタイミング

ホットヨガをする上で考えてほしい食事のタイミングや内容についてお伝えします。

タイミングはいつ?

ホットヨガのスタジオでは午前中から夜遅い時間までレッスンがあります。どの時間帯でも、しっかりとした食事を摂る場合は、ホットヨガの後が良いでしょう。レッスン前の2〜3時間は食事を摂らないことが推奨されています。レッスン前に食事を摂ると消化のタイミングとヨガで体を動かすタイミングが重なってしまいます。

前屈系のポーズでは胃が逆さまをむくため、胃に食事が入った状態では気分が悪くなることもあります。レッスン後はお腹が空いてすぐにでも食事をしたくなりますが、ヨガを行い、血液の巡りや内臓の働きが活発になった状態で食事を摂ると、いつもより栄養がたくさん吸収され、その分太りやすくなると言われています。

夕方以降にホットヨガを行う時には、就寝時間から逆算していくと、食後にあまり時間を空けることが難しいかもしれません。その際は炭水化物を控えめにし、野菜やタンパク質、ミネラルなどを多く摂るように意識すると良いでしょう。

おすすめの食事メニュー

ホットヨガ前にはしっかりした食事を摂ることはおすすめできません。どうしてもお腹が空いてしまった時は、スープやスムージといった水分の多いものがおすすめです。

肉類や揚げ物は消化に時間がかかるため、ヨガ前の摂取はできるだけ避けましょう。

ヨガ後は、栄養が吸収されやすくなっているという点を利用して、栄養価の高い食事がおすすめです。炭水化物を控えめにして、野菜や肉などバランスよく食べると良いでしょう。

安全に行うために気をつけること

ホットヨガは気温と湿度が高いため、安全には特に気をつけなければいけません。ホットヨガを始める前に知っておくべき注意点を4つお伝えします。

注意点1.水分補給はこまめに摂る

ホットヨガは、じっとしていても汗がにじむ環境で行われます。大量の汗で体から水分が失われますので、こまめな水分補給が必要です。口渇を感じた時点では、脱水はかなり進んでいます。

レッスンの間に、最低でも1リットル以上の水分を飲むように心がけましょう。ヨガレッスンの際に摂取する水分は、ミネラルウォーターか薄めのスポーツドリンクがおすすめです。糖分の多い飲料ではかえって喉が渇きますし、カフェインの入っている緑茶や紅茶は利尿作用があるため、トイレが近くなるかもしれません。ミネラルウォーターが苦手な方は、麦茶などのノンカフェインのお茶でも良いでしょう。

注意点2.長時間続けない

ホットヨガのレッスンは、45分から1時間で設定されているところが多いです。ホットヨガは、真夏の熱中症になりやすい環境とも似ているため、長時間続けることは避けましょう。

レッスン中は体調の異変を感じていなくても、レッスンが終わった後にめまいがする、足がつるという症状が出ることもあります。特にホットヨガを初めて間もない人は、無理をしないという意識が大事です。

注意点3.直前直後の入浴

ホットヨガの直前直後の入浴は、避けた方がよいでしょう。シャワーとは違い、入浴はお湯に浸かることで心臓に負担がかかります。

入浴したい場合は、ホットヨガ後はシャワーで汚れを流すだけにして、レッスン後1時間ほど経ってから入浴しましょう。

注意点4.自分のペースで行う

無理をしないという言葉は、ホットヨガのレッスンでもインストラクターから言われます。いつもは簡単に行えるポーズでも、その日の体調次第では難しく感じることもあります。

自覚していない疲れや睡眠不足で、体の状態は日々変わりますので、周りのペースに合わせるのではなく自分のペースで行いましょう。自分の体に気付きを得るのもヨガの大事な要素です。

編集部からヒトコト

ホットヨガからヨガを始める人も多いと聞きます。全国で店舗展開しているスタジオも多いため、気軽に通いやすく色々なヨガの種類を体験することも可能です。大量に汗をかいた後の爽快感は、ホットヨガならではと言える魅力です。体験レッスンは手ぶらで受けられるところも多いので、興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。
更新日: 2023/11/02