2020/10/13 UP

ハンドボールのポジション名と役割

この記事では、ハンドボールの基礎からポジションの解説、そしておすすめアイテム等を徹底解説しています。ポストプレーヤー、バックプレーヤーのテクニックやロングシュート、マークのコツなど選手が知っておくべき知識をお伝えしています。ハンドボールに興味がある人や初心者の人もぜひ、参考にしてみて下さい。
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ハンドボールの基礎知識

ハンドボールとは、プレイヤー6人、ゴールキーパー1人の合計7人で1チームとなり、試合では、ボールを相手チームのゴールに投げ入れて勝負を競うスポーツです。「走る・投げる・跳ぶ」の3要素が揃ったスポーツで、試合中に手を使ってボールを投げたり、シュート時はジャンプして空中でボールを投げるのが大きな特徴です。試合中ではダイナミックで華麗なシュートやスピーディーな所が魅力となっています。

ハンドボールの起源と日本の歴史

ハンドボールの起源
起源は、約4000年前のエジプトで行われていたボールで遊ぶ球技だったと言われています。そして、正式に球技としてハンドボールが誕生したのは、19世紀後半の頃です。当時は、11人制で野外でハンドボールが行われていました。その後、11人制が室内用に考案され、7人制としてハンドボールが誕生し、徐々に7人制が主流となってきたのです。

ハンドボールの日本の歴史
初めてハンドボールという球技が日本に紹介されたのは、1922年の7月24日です。学校体育の教材として伝えられました。そして、1938年に日本ハンドボール協会が創設されました。

ハンドボールに必要なアイテム

アウトコートシューズ

    • hummel(ヒュンメル) グランドフライIII
    ヒュンメルのハンドボールシューズです。シューズには、ハンドボール専用のインソールを使用しているため着地のときの衝撃をしっかり吸収してくれます。また、安定性と耐久性を兼ね備えています。そして、幅広いサイズ展開で、性別を問わず使用できます。
    • ASICS(アシックス) スカイハンド OC 2
    アウターソールの前足部外側からかかと部にかけて配置した二重のブレード形状ソールが、急激なストップに対応。また、母趾球部のピボットサークルがスムーズなターンや切り返しを実現します。

インドアシューズ

    • ASICS(アシックス) GEL-FASTBALL 3
    アシックスのインドア用ハンドボールシューズ。スピードを求めるプレーヤーにおすすめの軽量モデル。
    • ASICS(アシックス) GEL-TASK2
    安定性とソフトなフィット性の両立を追求したエントリーモデル。インソールの取り換え可能。

ハンドボール

    • molten(モルテン)  ヌエバX5000 IHFスペシャルエディション
    molten(モルテン)が開発するハンドボールは、「国際公認級・検定級」とされています。教育の場や大会の場などで使用されている公式ボールです。マイボールで購入される方も多く、安定した人気を持つボールです。
    
    • molten(モルテン) ヌエバX 屋外3号球
    モルテンの屋外用3号球ハンドボール。練習用としても最適です。

バックパック


    • TRANSISTAR(トランジスタ) バックパック
    正面や背面部分には小物が収納できるポケットがたくさんあり、シューズやドリンクホルダー等も収納できるスペースがある最強バッグです。使いやすく機能性も高いので、とてもおすすめなアイテムです。
    • ADIDAS(アディダス) EPS バックパック30L
    高耐久性素材を使用したディリーバックパック。背面のエアメッシュパネルと衝撃吸収性のショルダーストラップにより、長時間快適に持ち運ぶことができます。

おすすめ小物


    • molten(モルテン) ハンドボール専用 松やにクリーナー
    定期的にクリーナーでボールの汚れを落とすことで、グリップ力が戻ります。
    • XTEAMSP(エックスチームスポーツ) 滑り止めスプレー
    体育館でプレーする際にシューズの滑りを抑えます。シューズ底にスプレーすることで、ケガの防止と安全なプレーをバックアップします。
    • UNDERARMOUR(アンダーアーマー) パフォーマンスリストバンド
    練習中、試合中のタオルが無い時にリストバンドを付けていることで汗を拭くことができます。

ハンドボールのポジションとは

ハンドボールは7人制で行うスポーツで、ひとりひとりにポジションと役割があります。今回は、そのポジションと役割について紹介します。

各ポジションの正式名称と役割

初心者の方は、まだしっかり把握できていない事もあるかと思いますので、それぞれのポジションの名称と役割について解説していきます。しっかり読んで覚えましょう。

GK(ゴールキーパー)
役割
GKは、体を張って相手チームのシュートを防ぐのが役割です。GKは守備が主なポジションですが、最近では攻撃の起点としての動きも増えてきました。速攻でのスローイングやクイックスタートでの素早い球出し、適切なポジショニング、ディフェンスへの指示を出したり、チームをコントロールする力も必要となっているポジションです。

LB(レフトバック)
役割
レフトバックは右利きのシューターで、シュートを打つことが多く、試合中に相手チームからたくさんの点を取るのが役割です。ただシュートを打つのではなく、試合の中でスピーディーな動きやフェイント、そして多彩なシュートを得意とし、チームに貢献します。

CB(センターバック)
役割
試合をコントロールする重大な役割を持っています。司令塔としての冷静な判断力と適切な指示が求められます。試合中にチームのバランスが崩れてもしっかりチームを立て直し、仲間の能力を発揮させるような攻撃を組み立て、パスを出すこともセンターの役割です。

RB(ライトバック)
役割
ライトバックは、レフトバックの逆で左利きのシューターです。役割は、レフトバックと同様、シュートをたくさん打ち得点を稼ぐことです。ライトバックもシュートするだけではなく、スピード、多彩なシュート等の能力が求められます。

RW(ライトサイド)
役割
ディフェンスからオフェンスに切り替わる時に素早くサイドを駆け抜けシュートを決めるといった素早さが必要な役割です。そのため、両サイドに足が速いプレーヤーが多い傾向にあります。サイドのプレーヤーは、ゴールの面積がほとんどない場面でもサイドシュートで点を取れることが可能です。ポジションの位置から、左利きのプレーヤーが有利でしょう。

P(ポストプレイヤー)
役割
ポストプレイヤーは、チームの攻撃に欠かせない重大な役割です。味方の攻撃の時は、相手のディフェンスをブロックしたり、自らシュートを打ちます。また、相手チームのポストプレイヤーの攻撃を抑えるためのディフェンス力と、味方の攻撃に繋がるチャンスをいかにたくさん作れるかという戦術理解度も必要とするポジションです。

LW(レフトサイド)
役割
レフトサイドは、ライトサイドの反対のポジションですが、役割はレフトサイドと同じです。レフトサイドは、右利きのプレーヤーが有利とされています。

サイドポジション

ハンドボールのサイドポジションは、もっとも動き方や攻め方が限られているためシュートのチャンスが少なく、難しいポジションです。ですがサイドの役割や必要なスキルを把握する必要はあります。そこでサイドのポジションの攻め方や動き方について解説してきます。

左右によって役割が違う

サイドのポジションは、右利きのプレイヤーなら左サイド、左利きのプレイヤーなら右サイドといったポジションで戦うのが相手のゴールキーパーに対して有利な攻め方になります。これから、サイドポジションの役割について説明していきます。

サイドシュート

サイドシュートは、シュートするポジションの中で最もシュートの成功率が低いポジションです。しかし逆に、サイドポジションでのシュートが決まるチームは確実に強いチームと言えます。サイドポジションでシュートが決まるチームが強い理由は、相手のチームからすると、全ポジションから点を取られることになるからです。そうなってしまうと、相手のDFにとっては誰をターゲットにするかという判断力が弱くなりディフェンス力が弱くなるのです。

速攻

サイドポジションの力が発揮される攻め方の一つです。ディフェンスからオフェンスに切り替わる時に、素早くサイドプレイヤーが飛び出し得点を取るのが役割です。そのときは、瞬発力や足の速さが必要となります。つまり、左右両方のプレイヤーの足が速ければ速いほど、試合を有利に進めることができるのです。もし、速攻ができなかった時は、フローターのプレイヤーにボールを繋ぐという動き方も役割の一つです。

バックアップ

先程も少し話しましたが、バックアップは、サイドポジションの速攻ができなかった場合に、味方へパスを回したりしてチャンスを作り出す役割であり、攻め方の一つです。このようにサイドポジションは、サイドシュートをしたり速攻で走るといった攻め方だけではなく、味方のチャンスを作り出す役割も必要としています。

サイドは技術と筋力も重要

ポジションの役割だけではなく、サイドプレイヤーにとって必要な技術や筋力なども重要なので説明していきます。

スピンシュート
スピンシュートは、ボールを打てるコースがなくてもボールに回転をかけることで、ゴールエリア内でバウンドさせ、点を取る事ができるシュートです。しかし、スピンシュートは簡単に習得できるものではなく、多くの練習を積み重ねる必要があります。スピンシュートの投げ方は、腕を上から下に振り下ろしながら、手首をひねり強くスナップを効かせるとボールに回転がかかり、バウンドしたボールの軌道が変化しシュートが曲がります。このシュートを習得するだけでも、チームの戦力に繋がるので、ぜひ練習して習得しましょう。

跳躍力とシュート力
サイドポジションからシュートを決める時は、高く飛ぶ力が必要です。跳躍力があれば、シュートするコースが広がり点が取りやすくなります。しかし高く飛ぶと体のバランスが崩れやすくなるので、シュートの成功率が下がります。そのため、高く飛びならがもしっかりシュートが決まるシュート力も必要となります。跳躍力とシュート力の技術を高めるためには、練習しかありません。跳躍力は、しっかりとかかとから踏み込んで膝を曲げて上に飛ぶようにしましょう。そして、シュート力はとにかくシュートをして成功率を上げていくしかありません。

知っておきたいハンドボールの基本的ルール

ハンドボールの基本的なルールを解説していきます。

コート

ハンドボールで使用するコートは、コートのサイズ・ゴールの大きさ・ゴールエリアラインなど規定があるので、初心者でも最低限覚えておく必要があるコートについて紹介していきます。

・コートのサイズ:40m×20m
・ゴールの大きさ:高さ2m×幅3m
・ゴールエリアライン:ゴール前方6m
・フリースローライン:ゴールラインから9m
・センターライン:コートの中心
・交代ライン:センターラインから長さ4.5m

競技時間

中学生の場合、前半後半それぞれ25分で、高校生以上の場合は、前半後半それぞれ30分で行います。前半と後半の間の休憩は、中学生も高校生以上も必ず15分です。前半後半で、引き分けとなり勝敗がつかなかった場合は、延長戦が行われます。延長戦は、後半戦の後の5分休憩後に10分間で試合を行います。

競技人数

ハンドボールの試合に参加できる人数は、1チーム7人となっています。(プレイヤー6人、ゴールキーパー1人)ユニフォームにも規定があり、プレイヤーとゴールキーパーのユニフォームは必ず違う色のものを着なければなりません。

交代方法

プレイヤーの交代方法は、交代ラインから自由に何回もプレイヤー交代ができます。しかし、交代の際にコート内に一瞬でも8人になってしまうと反則となります。

ボールの規格

ハンドボールで利用するボールは、年齢によって利用できるボールが違います。ハンドボールで利用するボールは、3号球と2号球と1号球の3種類です。

・3号球:高校生男子・一般男子
・2号球:中学生・高校生女子・一般女子
・1号球:小学生

年齢によってボールのサイズは違います。ボールの扱い方は年齢関係なく同じです。ハンドボールでは、ボールを持って3歩まで動くことが可能で、ボールを持っていられる時間は3秒です。このルールは、どの年代も同じです。

反則

試合中に反則をしないためにも、初心者が知っておく必要がある反則の項目をいくつか紹介します。

・オーバータイム:ボールを4秒以上持っている。
・オーバーステップ:ボールを持って4歩以上歩く。
・キック:キーパー以外のプレイヤーがボールを足で蹴る。
・ダブルドリブル:ドリブルしたボールを再度ドリブルする。
・プッシング:相手プレイヤーを押したり突き飛ばす。

以上の項目を最低限、覚えておきましょう。

編集部からヒトコト

ハンドボールのポジションの役割や基本的なルールについて解説してきました。 ハンドボールは、1チーム7人制で行うスポーツであり、それぞれポジションと役割があります。そのポジションと役割には、チームを強くする戦力ばかりです。自分の力が発揮できるポジションを見つけて、チームの戦力になる技術や筋力を身につけましょう。そして、初心者が知っておきたいハンドボールの基本的ルールを知っておくと、楽しく試合に集中しプレイできるかと思います。しっかりルールを把握して、ハンドボールという競技を楽しみましょう。