交換のタイミングに注意。 スパイクの底に取り付けられた金具はグリップ力を大きく左右するパーツ。すり減ったまま使用すると、すべってしまったり、踏ん張りがきかなくなったりしてパフォーマンスが低下してしまいます。日頃から状態を確認して、早めの交換を心がけましょう。 金具には主に3種類の方式があります。ねじで止められているものがねじ式、くぎや針状のもので固定されているものがくぎ式、強い磁力で密着されているものが磁石式です。ねじ式は自分で交換できますが、必ずスパイクが乾いているときに行ってください。革がふやけているとしっかり固定できないだけでなく、破損の危険性が増します。やはり、ショップスタッフに任せた方が安心だと言えます。 交換のタイミングは歯の長さが3分の1程度になったころ。メーカーによってはマークなどがあるので目印になります。バランスを保つためにすべての金具を同時に換えてください。走攻守のすべてに関係するスパイクの金具。常に最適なコンディションを保ちましょう。
【1】金具の交換の目安は3分の1から半分程度に減った状態。メーカーによってはマークなどで目印がある場合も。
【2】取り付け金具の周りには、土や細かい汚れが付着しがちです。金属ブラシでしっかり落としましょう。ねじ穴の砂粒などは掃除機で吸い出します。
【3】かかと部分だけ交換し終えた状態。プレーの最中に外れたりしないよう、しっかり固定しましょう。