

硬式テニスボールには2種類のボールがあります。
缶詰に入っているポールで試合球として使用されています。 ボール内部の圧力を大気圧の約2倍にして、ボールの反発力を高めています。 飛びも軽く打球感も爽快。普段から試合球の飛びに慣れていると試合本番のときに違和感も戸惑いもなく試合に望めます。 もちろん試合に出ない人達でも心地よい打球感が魅力ですので多くのプレイヤーに愛用されています。
主に練習用、レジャー用として使用されるゴムボールです。 内圧は気圧と同じなのですが、ゴムの厚さを少しだけ厚くすることでゴム本来のバウンドを利用して弾ませます。 打球感は若干重いのですが長期間放置しても反発力などが変わらず使えるという利点があります。 価格も安いので大量にボールが必要な個人サークルの人達にも人気があります。
新品のボールにはきれいにフエルトでコーティングがしてあります。 このフエルトはボールの耐久性を高めるためとバウンドを安定させる役目をしています。 打球するたびに磨耗してしまい安定感が無くなります。 さらに、ボール自体の空気も徐々に抜けて弾みにくくなってしまいます。 最初にフエルトが毛羽立ってバウンドに影響してくるのでプレッシャーボール、ノンプレッシャーボールに関らず寿命は有ります。 プレッシャーボールはボールの性能を維持するために未開封の缶に入っているときは、ボールの内部の空気圧と同等レベルの圧力がかけられています。缶を開封すると、使用状況にもよりますが2週間から1ヶ月位で弾みが悪くなり寿命となります。
未開封でも缶内部の圧力は徐々に低下し、ボールの弾みが悪くなります。 購入後はなるべく早く使用するようにしましょう。
硬式テニスボールは、10~30℃になる室内で保管するようにします。
寒い場所で保管していたボールはあまり良く弾みません。 これはボールの材質がゴムで出来ていためで、冷えた為にゴムが固くなっているからです。 例えば、一般的なテニスボールを同じ高さから異なる温度下でバウンドテストさせた結果があります。 気温20℃で144cm弾んだものが、気温0℃の場合は105cmとなり、およそ40cmもの差が生じます。 特に0℃になると弾みの数値が大きく落ち込むという結果が出ています。 また、30℃を超えるのも柔らかくなり過ぎ、バウンドが安定しなくなります。 適正なバウンドを得るためには出来るだけ常温の10~30℃で保管するようにしましょう。 高原等の高地へ行くとボールがよく弾むようになります。 これは外気圧が低くなることで、ボールが膨らむ為です。 高原合宿に行くときは、ボールの飛びすぎを抑えるために、ガットの張り方を固めにするか、いつもよりも太目のガットに替えましょう。