2020/10/13 UP

ランニングソックスの機能や選び方

ランナーの皆さん、ランニングソックスに注目したことはありますか? ランニングシューズやウェアはこだわっていても、ソックスにまで関心を寄せている方って実は少ないのかもしれません。あらためてソックスを購入しようとしている方も必見です。
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ランニングソックスと靴下のちがいとは?

ランニングソックスも靴下も、同じ靴下に違いはありません。ただランニングソックスは、その名の通りランニングに特化した靴下で、さまざまな機能性があります。今までランニングに普通の靴下を履いていた方も、これからランニングを始める方も、これを機にランニングソックスを使用してみてはいかがでしょうか。 

ランニングソックスに備わっている機能

ランニングソックスには、いくつかの機能性があるのですが、快適なランニングに必要で代表的な機能をご紹介します。 

アーチサポート

アーチサポートとは、土踏まず部分のアーチをランニング中もキープする機能です。ランニングで疲れが出やすいポイントのひとつが、この土踏まず部分が靴のラスト(木型)に合っていないこと。そして、だんだん土踏まずが下がってきてしまうことによるものです。靴が合っていたとしても、インソールを万全にしていても、土踏まずが靴下でサポートされていればホールド感が違います。土踏まずのアーチをサポートすることにより、よりランニングを快適にしてくれます。土踏まずはランニングに置いて非常に大事です。地面に着地した時の衝撃を吸収し、蹴り出す一歩にも負担がかかり、疲れがとてもたまりやすい場所でもあります。ランニングソックスを履いた瞬間に、アーチが着圧されてキュッとフィットする感じが分かります。

アンクルサポート

アンクルサポートは、かかとからアキレス腱にかけて、靴との摩擦や、走っている時の衝撃からアンクル部分を守り、サポートする機能です。足首をひねってしまわないように、サポートする機能もあります。正しいフォームで走ることは基本ですが、こういった機能性を利用して、足へのケガリスクを減らすことも、ランニングを楽しむため、特に初心者ランナーには必要な機能と言えます。ランニングソックスには、滑り止めの機能を持つものが多いです。特に、靴の中で靴下がツルツルと滑ってしまうと、短い距離では気付かないこともあるかもしれませんが、一歩踏み出す時の足への負担感がとてもかかってきてしまいます。靴紐をしっかりと結んで、指が動くスペースがある靴がベスト。そして、その靴の中でしっかりと滑りを防止してあげることにより、疲れの軽減のみならず、つま先へのずれ込みで爪を傷めてしまうリスクを減らしてくれます。 また足の無駄な動きをおさえてくれるので、ランニングへ集中することもできます。

通気性

ランニングしていると、シューズの中でどんどんと汗をかき蒸れてきてしまいます。いくら通気性がいいシューズを履いていても、靴下が汗を吸ってしまう素材だと、パフォーマンスが落ちますし、感覚的にも気持ち悪いですよね。そして、においの原因にもなってしまいます。通気性の他にも、銀イオンなどの素材で防臭に繋がるランニングソックスもあるので、においが気になる方はそちらもおすすめです。

選ぶときのポイント

次に、ランニングソックスを選ぶ時のポイントをご紹介します。自分のランニングスタイルや、普段の生活で履いているソックスとの違いや、逆に近さをイメージしながら、ソックスのポイントをご紹介します。

自分に合ったソックス丈の長さか

まず、普段履いているソックス丈はどのような長さですか? ランニングのみならず、スニーカーを履いている時に、スニーカーソックス丈のショートタイプか、スーツなどで履くようなミドル丈、もしくは女性の着圧ソックスなどに多いひざ下丈のロングタイプなどがありますが、その3タイプで一番合うと感じるものを選びましょう。ランナーに人気なのは、ショート丈です。ショート丈は、ソックスのずり落ちを気にすることなく、走りに集中できるので選ぶ方が多いです。 そして、ミドル丈。ミドル丈ソックスの特徴は、アンクル部分や足首からアキレス腱を保護し、サポートする機能があるものが多いです。 ロング丈のいわゆるハイソックスは、着圧してふくらはぎをサポートする機能があるものが多く、ランニングタイツを履かずにランニングする方にはおすすめのソックスです。特に初心者は、ランニングフォームの乱れから、ふくらはぎの張りを感じやすく、疲れやすいばかりか、故障の原因にもなりやすい場所です。着圧タイプのハイソックス、もしくはショート丈やミドル丈ソックスにプラスして、サポートタイプのランニングタイツを履くと、快適さを感じやすいです。

ランニングスタイルに合った厚みか

ランニングソックスにも、初級者用やランニングペースの速さを目指す上級者用ソックスがあります。初級者におすすめなのが、厚手タイプのソックスです。厚みの分、クッション性があるので、地面から足へかかる衝撃を軽減してくれます。ベテランランナーでも、トレイルランやよりアクティブな場所を走る際には厚みのあるソックスを使う方が多いです。薄手タイプのソックスは、主にレースで好タイムを狙う方におすすめです。クッション性はないものの、その分軽さがあり、より地面を蹴り出す感覚が得やすいです。ただ、初心者ランナーは、薄手タイプで長距離を走ると、足へのダメージを感じることもあるので、慎重に選んでください。ランニングをする際は、普段使いのソックスと違い、足先部分がしっかり補強されたランニング専用のソックスを使うと安心です。

極力五本指ソックスがおすすめ

ランナーに人気が高いのが、五本指ソックスです。1本ずつ指を入れる場所が独立しているので、指の動きが妨げられず、指先が地面に設置する感覚を得られやすいです。汗をかいた時にも生地が汗を吸収してくれるのでより快適にランニングできます。

サポート機能に関して充実しているか

サポート機能とは、先程どご紹介したアーチサポートや、アンクルサポートがありましたが、その他にも、五本指ソックスは指1本ずつの形状に合わせた構造をしているものもあります。また、ロング丈のソックスは着圧構造になっているものがあり、段階的に圧力を調整しているソックスや、フィット感やテーピング技術によるサポート構造になっているものまで、多岐にわたります。自分のランニングスタイルと合わせて、サポート機能を選びましょう。 滑り止め機能があると、靴の中で足がずれにくいとお話ししましたが、足がずれてしまうと「マメ」を作りやすい原因にもなってしまいます。これは、靴と足が擦れてしまう状態を繰り返すことにより、「マメ」ができるからです。ソールの薄い靴や、下り坂が多いルートをランニングすると、一定の箇所に負担がかかりやすいので、滑り止めがあるソックスを選ぶとトラブルになりにくいです。 また、ランニング時のフォームの乱れや、姿勢の悪さなどから、左右どちらかの足に「マメ」ができてしまうこともあります。フォームの改善が必須ですが、その間の擦れを減らすためにも滑り止めがついているソックスがおすすめです。

通気性・防臭性に優れているものを選ぶ

普通の靴下に比べ、ランニングソックスは不快な蒸れを防ぐ通気性や、気になる足のにおいを軽減させてくれる防臭性に優れているソックスが多いです。ちょっとしたことですが、足の不快感を取り除いてくれる機能は、爽やかさを求めるランナーや、蒸れが気になるランナーに高評価です。 

ソックスの素材も意外と重要

ランニングソックスを選ぶ際に、意外と重要になってくるのが素材選びです。 多くの日常使いのソックスに使われているのが『綿素材』。肌触りも良く、履き心地も良いし、吸水性もバッチリです。しかし一度汗を吸収するとなかなか乾かないので、冷えの原因に繋がります。他のスポーツにも共通しますが、綿100%のソックスをランニング時に使用するのはおすすめできません。『ウール素材』は、温かさを保ち、汗や水も吸水してくれる優れた素材です。特に寒い時期のランニングでの使用や、クッション性もあるので、走った時の衝撃吸収に一役買ってくれます。ただ、洗うと縮んだり毛玉もできやすいので、メンテナンスに気を付けましょう。 化学繊維の『ポリエステル・ナイロン・アクリル・ポリウレタン』などをソックス素材に混合して作られているソックスも多いです。強さや弾力性、しわになりにくいなど、それぞれの特徴があるので、各ブランドの中でも配合率を研究し、快適なランニングをサポートしてくれる素材が多いです。 ただ、肌が弱かったり、擦れ感があるなどしたら、ソックスの素材が合わないことも考えられるので、自然素材や他の繊維素材を使っているものに履き替えてみましょう。

おすすめレディースソックス

ここからは、ランニングにおすすめのレディースソックスをご紹介します。
 
    • adidas(アディダス) ショートソックス
    土踏まずのアーチサポートがフィット感をもたらすソックスです。左右独立したつくりにより、一層快適なランニングをサポートしてくれます。
    
    • C3fit(シースリーフィット) 五本指ソックス
    土踏まずをサポートするアーチサポート構造や、五本指構造で、足指を使い踏ん張りがききます。また素材には、足の甲の部分は通気性を高くし蒸れをおさえ、つま先部分は耐久性をアップさせる糸を使うなど、考え尽くされた構造になっています。足裏から着圧し、運動効率をアップさせる機能も付いていて、初心者にもおすすめのランニングソックスです。
    • CW-X(シーダブリューエックス ) 五本指ソックス
    CW-Xと言えば、テーピング原理で運動をサポートするブランドとして有名です。ソックスにもそのテーピング原理が使われ、ケガの原因になりがちなランニング中の足首の安定させるようにデザインを施されています。指の形に添った五本指ソックスで、フィット感がありつつ、履きやすさにも考慮しています。足裏の動きも、ダブルアーチサポートすることで、足の疲れを軽減してくれます。
    
    • Tabio(タビオ) 五本指ソックス
    グッドデザイン賞を受賞! アーチサポート機能を備えたソックス。グッドデザイン賞を受賞しているソックスです。特徴はアーチサポート機能で、土踏まずの部分に特殊な加工をほどこしています。シリコンラバー製の滑り止めが付いているので、ランニング中の、靴の中でのフィット感もバッチリ。足の甲部分は蒸れを軽減させるメッシュ加工で、通気性も抜群です。 
    
    • ZAMST(ザムスト) ハイソックス
    ザムストは、ランナーに絶大な人気を誇るサポーターのブランドでもあります。ふくらはぎや足底の動きをキープさせ、足底のアーチやかかと、着圧のトリプルサポートをしてくれます。ハイソックスタイプなので、段階的な着圧でふくらはぎにも圧力がかかるので、筋肉の負担を減らし、疲労しにくい構造になっています。ふくらはぎが張りやすい方にもおすすめの一足です。
    • PHITEN(ファイテン) 五本指ソックス
    テーピング技術を駆使した一足。走りのパフォーマンスや、フットケアに重きを置いて設計されたランニング用ソックスです。ブリッジラインで、足首とアーチをつなげるラインがあり、横ブレを軽減。滑り止め加工や、五本指、素材はメッシュで湿気や蒸れを軽減するなど、走りにこだわったソックスです。

おすすめメンズソックス

続いて、おすすめのランニング用メンズソックスのご紹介です。
    • CrossPro(クロスプロ)アーチパネル 和紙 五本指ソックス
    アーチのサポートにより長時間の走行により足の負担を軽減します。アーチの押し上げの力は一般的なソックスの約30倍以上。天然素材由来の中でもドライ感に優れた和紙と、強度に優れたナイロンを組合わせた特殊素材。
    • UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)フィット グリップ ランニングソックス
    汗による水分を素早く吸収、外部へ発散し、運動時の身体を常にドライに保つ。踵部を包み込み、よりフィット感を生むLヒール形状。
    • PHITEN(ファイテン) 五本指ソックス
    こちらのソックスは、「フィギュアエイト」という長距離ランナーの足を支えるテーピング方法をソックスに組み込んだ、テーピングを巻いているような構造のソックスです。足首への負担軽減や横ブレのカバー、足裏のアーチ部をフィットさせるなど、長距離ランナーの足のことを研究してできた一足です。3D裁断や、衝撃吸収サポート、足裏の滑り止め、また嫌な蒸れを抑制する機能も備えています。
    • RxL(アールエル) Type-G
    各指の大きさに合わせて、指の下側を超立体編み。トラック競技からマラソンまで使用可能な滑り止め掲載モデル。滑り止めを必要最低限に使用する事で、快適なグリップを意識し、理想的な走行を実現。
    • Tabio(タビオ) NEWレーシングランエアー 五本指ショートソックス
    アーチサポート機能で土踏まず部分だけを効果的にサポートして快適。 指先の立体メッシュ編みで、蒸れにくく、着用の際の指通りも良くなりました。 今まで通り「軽くて薄い」はそのまま、「軽くて強い」ランニングソックスです。
    • インナー・ファクト スキンソックス ラウンドショート丈
    天然繊維の中で最も強靭で、ドライ感(速乾性)の高いラミー(苧麻)を採用。高いドライ感は長時間はき続けた際のムレなどの不快感を軽減するとともに、足の摩擦を軽減しマメなどトラブル予防に。

ランニングは靴下だけではなくシューズも必須!

ランニングには、ランニング用ソックスだけでなく、合わせてランニング用シューズも必須アイテムです。普段のスニーカーでもいいのでは? とお思いかもしれませんが、ランニングシューズは、走ることに特化した特徴があります。ぜひおすすめシューズをチェックしてください。

初心者におすすめのシューズとは

    • アシックス DYNABLAST
    エンジニアードニットアッパーを使用。部位によって編み方を変えることで、サポート性と快適なフィット性とを両立しています。普段のランニングをより楽しくしたい方や、軽量で反発性に優れたモデルを探しているランナーにおすすめのモデルです。
    • ホカオネオネ BONDI 7
    フルレングスのコンプレッションEVAミッドソール、快適で通気性の高いアッパー、そしてメタロッカーテクノロジーによりあらゆる距離で安定した走りを実現できます。
当店などスポーツショップでは、ひとことでランニングと言っても、初心者用からベテラン用まで種類やサイズが豊富にあります。
また、それぞれシューズのメーカーによっても特徴があり、初心者用とベテラン用では求めている機能性も違います。初心者でも、普段のランニング用や、マラソン大会へ出場する際にもまた、履くシューズを変える人も多いです。 できれば、フィッティングして少し歩いたり走ったりして検討しましょう。ランニングフォームが乱れがちで、足へのダメージを強く受ける方は、クッション性が高く、靴の木型が自分の足と合っていて、フィットするシューズを選んでください。

ランニング後のケアをしっかりと

ランニング後のケアはしていますか? ケアをすることにより、足の疲労感も軽減され、翌日以降の走りも快適になります。まずはしっかりと冷やすこと。ケアの仕方もご紹介していきましょう。

アイシングやマッサージのケア

ランニング後のケアとして、まずは痛い部分をアイシングすることから始めます。なるべく早くアイシングを始め、痛みが治まったら長い時間冷やしすぎないように注意してください。それでもまだいつもと違う痛みが続くようなら、病院へ行くことをおすすめします。次に、マッサージをします。マッサージは、回復力をアップさせるだけでなく、心地良く感じるので、ランニングで使った筋肉を優しくほぐすようにしましょう。コツは血液の流れを利用して、足の裏から心臓に向かって徐々にマッサージをしていきます。親指を使い、土踏まずの部分を指圧したり、足の指の間に手の指をからめ、指を広げてほぐすのもおすすめです。その後ふくらはぎへと指圧していくようにしましょう。 運動後にマッサージをすることで、足のケガを予防するとともに、疲労軽減にも役立つので、ランニング後の習慣にするようにしましょう。

入浴・睡眠でしっかりと筋肉を休ませる

入浴で身体をほぐすのもおすすめです。お風呂でゆったりと疲れを癒し、温まった体をマッサージしていくと、冷えなどで凝り固まった筋肉もほぐしやすいので、入浴後にマッサージをするのもおすすめです。 十分な睡眠時間を確保し、筋肉を休ませてください。

おすすめケアアイテム

ランニング後におすすめのケアアイテムをご紹介!
    • 氷嚢
    程よいサイズで使い勝手がいい氷嚢。一つ持っていると安心です。アイシングしやすい大きさのものをバッグに入れて置けば、使いたい時にすぐにアイシングできます。サイズがいくつかあるので、使用する場所によって大きさを使い分けましょう。
    • 入浴剤
    積み上げた研究・開発のノウハウにより、重曹とクエン酸の錠剤化に成功した全く新しい入浴剤です。温浴効果により、血流を高め、体を温め、湯上がり後も温まり感が持続します。無香料・無着色の柔らかいお湯が優しくお肌に包み、清浄効果によりお肌を清潔にします。

編集部からヒトコト

いかがでしたでしょうか。ランニングには、ぜひランニング用のソックスやシューズを使用してみてください。足裏のフィット感を意識して、自分の足に合うものを選びましょう。自分の欲しい機能性を考えてランニングソックスを選ぶと、快適なランニングができます。ぜひ紹介した商品を参考にしてみて下さい。