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数日分の荷物をまとめて背負うバックパックは、同じ見た目でも用途によって求められる性能がまったく違ってきます。まずは自分がどんな荷物を、どれくらいの日数分背負うのかを思い描くところから選び始めると、迷いにくくなります。

山小屋を泊まり歩く縦走登山で使うなら、腰にしっかり荷重を逃がせる腰ベルトと、背中の長さに合わせて調整できる仕組みがあるかどうかが快適さを大きく左右します。荷物が重くなるほど肩だけで支えるのはつらくなるため、腰で受け止められる作りかは必ず確かめておきたいところです。一方、車で乗り付けるキャンプで使うなら、そこまでの背負いやすさよりも、大きな荷物をまとめて詰め込める容量や、口が広く開いて出し入れしやすい形のほうが重宝します。日帰りの荷物量なら、より軽いデイパックのほうが扱いやすい場合もあります。

季節によっても必要な容量は変わります。冬場は防寒着やシュラフがかさばるため、同じ行程でも夏より一回り大きい容量を選んでおくと窮屈さを感じにくくなります。標高の高い場所や雨の多い時期に出かけるなら、生地の防水性に加えてバッグカバーを用意しておくと、荷物全体を雨から守りやすくなります。

中の荷物が偏ると歩きにくくなるので、衣類や食料をスタッフバッグで小分けにしておくと、重さのバランスを整えやすく、必要なものもすぐに見つけられます。